『スマスロ北斗の拳』などヒット作連発! セガサミーHD、第1四半期決算「営業利益712%増」
セガやサミーの持ち株会社であるセガサミーホールディングスはこのほど、2024年3月期の第1四半期決算を発表した。
『スマスロ北斗の拳』などパチスロ機の販売が好調
これによると、売上高は前年同期比63.4%増の1,080億5,000万円、営業利益は同712.2%増の225億5,600万円、経常利益は同442.7%増の230億9,600万円、純利益は同446.4%増の172億5,900万円。エンタテインメントコンテンツ事業が堅調に推移したほか、遊技機事業では『スマスロ北斗の拳』の販売台数が計画を上回るなど、パチスロ機の販売が好調だったという。
遊技機事業の売上高は前年同期比382.9%増の509億7,900万円、経常利益は218億3,600万円(前年同期は経常損失6億4,600万円)。パチスロ機の販売台数は4月納品の『スマスロ北斗の拳』が5万4,493台、6月納品の『パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ3 C.C.&Kallen ver.』が5,171台、追加販売の『パチスロ甲鉄城のカバネリ』が4.987台でトータル6万4,766台、パチンコは4月納品の『P聖戦士ダンバイン2-ZEROLIMIT HYPER-』が1万2,642台、5月納品の『P北斗の拳 暴凶星』が1万7,500台、6月納品の『P甲鉄城のカバネリ~4,000連激ver.~』が6,497台でトータル3万9,095台となった。
ちなみに、エンタテインメントコンテンツ事業の売上高は前年同期比2.0%増の538億4,600万円、経常利益は同45.9%減の44億300万円。リゾート事業の売上高は前年同期比10.2%増の29億2,000万円、経常損失は2億7,200万円(前年同期は経常損失11億6,800万円だった。
今後の遊技機事業の見通しとしては、既に『スマスロ北斗の拳』の追加販売を発表済みのほか、『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』も販売好調。9月には『パチスロ傷物語-始マリノ刻-』、10月には『P頭文字D Non-Stop 3000Edition』を納品し『パチスロ甲鉄城のカバネリ』を追加販売するという。
通期のパチスロタイトル数は8タイトル、販売台数は14万6,000台、パチンコタイトル数は6タイトル、販売台数は9万3,000台を予定。遊技機事業の通期売上高は1,150億円、営業利益は245億円、経常利益は250億円を見越している。
また、連結業績予想は前回発表を据え置き、売上高は前期比11.1%増の4,330億円、営業利益は同17.5%の550億円、経常利益は同17.2%増の580億円、純利益は同12.9%増の400億円としている。
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