【新台ジャッジ】不作のスマパチ市場に一石を投じる“覇権マシン”誕生… 出玉も演出も文句なし「逆転の野心に燃える」パチンコ最新作！

　【新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、京楽のスマパチ第2弾。全世界で大人気となっている超強力コンテンツとタイアップし、前作スマパチからの巻き返しを図る『スマートぱちんこ ソードアート・オンライン』（以下SAO）だ。

スマパチ初の覇権マシン誕生か!?

　事実を冷徹に判断すれば、「『スマパチ仕置人』は失敗した」と言えるだろう。実際、多くのパチンコファンがそう認識しているはずだ。しかし、次のスマパチで『SAO』という超一流のコンテンツを出すことができるのは京楽の大きな強みである。

　そしてそこには、逆転の野心に燃え、実力と結果で外野を黙らせようというたしかな意志が存在する。それでは、注目の機種性能や現時点でのファンの声を確認していこう。

　まずスペック。大当り確率が1/319.9のV-STタイプで、確変突入率が50％、継続率が約81％というSTマシンとしては非常にオーソドックスな内容にまとまっている。3000発以上のボーナスをいかに仕込むかといった出玉至上主義的な現在のパチンコシーンとは少し距離を置いている印象だ。

　おそらく長期稼働を目標においた安定感をひとつの特徴としているのかもしれない。たとえばヘソ抽選時のST非突入時にも100回転の時短を付与するなど、それを感じさせる機能やゲーム性が随所に組み込まれている。

　大当り確率もそのひとつだ。本来ならスマパチで許される最大限の1/350で構築するところを、これまでのミドルタイプと同じ確率にしている。「スマパチはハマリやすい」というネガティブなイメージを払拭したいのだろう。

　さらに注目なのが「Cタイム」だ。スマパチだけに認められた重要な機能で、これまでCタイムといえば1回転勝負が基本だったが、本機では111回転の時短が付与されるようになっている。

「RUSH Link CHANCE」と名付けられたCタイムは、ST終了後やST非突入時の時短終了後の一部、RAMクリア時などで発生する「閃光アタック」成功から突入する。Cタイム中の大当り確率は通常時と同じで、大当り期待度は約29.4％だ。

「トータルで50000発」「一撃38連チャン」などの爆裂報告も！

　Cタイムを加味するとST突入率約64％、継続率は約83％と性能が上乗せさせる。右打ち中の大当りはすべて最大出玉となる10ラウンド1500発なので爆発力も申し分ない。「トータルで50000発」「一撃38連チャン」など、激アツの結果報告も多数。

　また、全国導入して間もないが「コンプリート機能」を発動させた猛者も出現。大量出玉フラグを搭載していなくとも十分にやれることを証明した。

　演出面でも、2枚液晶を活用した未来感あふれる大迫力＆ハイクオリティな映像美や豊富なカスタムによるそれぞれの好みに調整できる機能など、完成度が高く普通に評価されている印象だ。とにかく噛みつきたい勢のいる京楽の演出は酷評が目立つので、もはや絶賛レベルかもしれない。

　スペックも演出も高いレベルで仕上がっている『スマートぱちんこソードアート・オンライン』、まずはスマパチでの覇権を狙えるマシンではないだろうか。