【パチンコ】初っ端から「ボロ負け」展開で完全に心を折られるも…最後に奇跡が!?【年つっぱ2024年】

　一年間同じ機種を追っかけるパチンコ実戦企画「年つっぱ」。2024年のつっぱするマシンは『Pハイスクール・フリート オールスター』（ハイフリAS）。ライトミドルの大当り確率ながら最大4500発の出玉を獲得できる強火力のスペックが魅力。

【パチンコ】「最大4500発×77％継続」超火力砲で再び10万発の大台へ！しかし、早くも座礁寸前と前途多難な船出…【年つっぱ2024年】

まずはマイナス分を取り返したいところだが…

　しかし、船出となった前回はその出玉性能をまったく活かせず終了し、出だしから大きな負債を抱えてしまった。挽回を期して臨む第2回、まずはマイナス分を取り返したい。

　ところがいきなりトラブル発生。久方ぶりに訪れた実戦ホールは大幅に機種レイアウトが変更されお目当ての『ハイフリAS』が見当たらず、シマをウロウロ。ようやく発見したと思ったら、すでに誰かが打っているではないか。

　朝イチからおっさんがこんな台打ってんじゃねーよとお前が言うな案件の事態となった。このホールにはこの一台しかない。おっさんはじっくり腰を落ち着けるらしく500のペットボトルにスマフォ充電、耳にはイヤフォンと準備万端。

　スケジュール的に今日打たないといけなかったので、幸い貯玉がないのをいいことに河岸を変える決断を下す。年つっぱはじめての出来事である。

　無事に移動先で『ハイフリAS』を確保し早速実戦開始。最初の当りは191回転目。赤保留やちゃんばらゾーン全員集合、群予告などの強演出がバンバン出現してのプラント奪還作戦で見事図柄が3つ揃い。しかし肝心のRUSHに入らず。

　2回目が311回転とそこそこハマったうえに、またしてもRUSHを獲得できなかった。前々回『Pぱちんこ乃木坂』をつっぱしたが、同じくらいの大当り確率でも救済時短があったのでまだマシだったが、こういう展開で徒手空拳でもう一回1/229やり直しは精神的にけっこう来る。

　ただ、次の初当りは59回転とすばやく引き当て難を逃れたかと思いきや、今度こそ入るだろうと高を括っていたRUSHを三度逃す失態。しまった。なんかこの機種と相性がいいと思っていたのに勘違いだったか。やばい、一年持つのか、これ。

　その後も、これまで好調だった先読みカスタムで先読み演出外しまくるし、今日はもうダメだとすっかり心が折れ、とりあえず大当り確率の分母回転数は回してカード残高が0になったところで終わりにしようと店じまいモードに突入。

最後の最後で奇跡が!?

　残高0になり、最後の上皿分の玉もほぼほぼなくなったので終わろうとハンドルを戻したその時、わずかの残球がしぶくとヘソに入賞すると瞬間、派手なSEが鳴り赤保留が出現するではないか。

　まさかそんな都合のいい展開になるわけないと半信半疑でその変動を見守っていると、次々期待できそうな演出に発展し、ストーリーリーチ「宗谷ましろの決断」が金テロップで大当り。

　さらに待望のRUSHも獲得し、首尾よくフリートチャージに当選したのである。1500発の「フリートボーナス」だったが、いきおい3000発に昇格。まさに反撃の狼煙を打ち上げるべく主力砲が火を吹いたのである！

　いや、単発かーい。正直、10000発くらいは出てほしかったが、それまでの流れから考えれば上出来か。この最後の劇的な展開はきっと次につながるはずだ。