【甘デジ帯の傑作】遊びやすくも「1500発+神装置」でボリューム満点の“お宝”をゲット!!
意外(?)になかった『ルパン』のライトスペック
パチンコとアニメは密接な関係にある。発売されるパチンコ機の9割以上が版権モノであり、さらにその9割がアニメコンテンツ。パチンコとアニメは切っても切れない間柄となったのである。
かつてはアニメの知名度を拝借してパチンコファンに訴求する構図であったが、いまではパチンコで使われたことで原作が盛り上がったり、再評価されるという逆転現象も起こっている。
そんなアニメをパチンコに浸透させた先駆者は『ルパン三世』だ。初代『CRルパン三世』は5回リミッターというパチンコ史に残る最悪の暗黒期である1998年に登場し大ヒットを遂げた。もちろん、パチンコとしての演出の完成度も高かったが、それもコンテンツが持つパワーあってのことだ。
それから四半世紀、シーンの第一線で活躍し続け、パチンコを代表するシリーズ機となったのである。
そんなパチンコ『ルパン三世』だが、これだけ長いキャリアを形成しているわりに実は、大当り確率が1/150~120くらいに設定された甘デジ帯のライトスペックのマシンがほとんどないのだ。
該当するのは、最近導入された『Pルパン三世 2000カラットの涙 129ver.』と『CRルパン三世 徳川の秘宝を追えL2AZ』の2機種。
前者のP機は、50%突入で大当りの50%が10ラウンド約1500発という強力な出玉性能を誇るRUSHを搭載。継続率が約75%と、キリのいい数字が並ぶ気持ちよさ、わかりやすさもある。
一方のCR機は100突STで、8回転のST消化後に22回or92回の時短モードに移行するオーソドックスな甘デジSTのゲーム性を踏襲。また、最大出玉が16ラウンド×10カウント×15個賞球のCR規定マックス、つまり2000発オーバーの払い出しで、こちらも出玉性能に特徴があるスペックになっている。
16ラウンドのほかに8ラウンド約1000発もあり、右打ち中は大当りの40%が1000発以上の出玉を獲得できる。CRならではの出玉感といえよう。
P機ライトでも「ボリューム満点のお宝」が!
ただ『Pルパン三世 2000カラットの涙 129ver.』も特別な出玉感を味わえる機能が搭載されている。「神ゴチ装置」だ。
10ラウンド大当りを獲得すると、盤面右側に付けられている「3RDアタッカー」と「2NDアタッカー」がそれぞれ2発ずつ入賞するようになっており、それが最大5回まで繰り返される。
両アタッカーはともに14個賞球なので、2発×14個×2アタッカー×5回=約280発の上乗せを期待できる。さすがに2400発とまではいかないが、ライトスペックとしては潤沢なボリュームだ。まあ、機種名にちなんで「2000発」を実現してほしさはあったか。
『ルパン』シリーズとしてはレアなライトスペックだが、これを機にリリース頻度が増してほしいところである。
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