【甘デジ特集】安定型のスペックだが「一撃万発」も可能!?　

人気時代劇シリーズ最新作甘デジ

• 目次
• RUSHのトータルの継続率は約81％
• ツボにハマったときの爆発力は強力

　パチンコ三大時代劇モノといえば『銭形平次』『遠山の金さん』、そして『水戸黄門』だ。『仕事人』や『暴れん坊将軍』があるだろうとの声も聞かれようが、勧善懲悪を王道とする時代劇では前者はダークヒーローすぎるし、後者は基本藤商事しか扱っていないコンテンツ。

「『水戸黄門』も京楽産業．だけだろうが」との指摘もわかるが、『黄門ちゃま』などパロディ作品が多く、パチンコの歴史に大きな影響を与えているのである。

　さて、そんな『水戸黄門』シリーズから最新作が導入された。『P水戸黄門 超極上 らいとばーじょん』、ミドルスペックで展開していた同名機種の甘デジバージョンになる。

●導入店舗についてはコチラから！（「P-WORLD」）

■RUSHのトータルの継続率は約81％

　大当り確率は1/99.8で、金や赤図柄で大当りすれば問答無用でRUSHに突入。一方、青or緑図柄揃いの場合は大当り後の昇格演出に成功しないと時短なしでそのまま通常モードに直帰する。

　RUSH突入率は55％だが、時短ありでも時短なしでも出玉は5ラウンド約500発となっている。チャンスモードや遊タイムは搭載されていないので、RUSHに突入するためには初当りが重要となる。

　注目のRUSH「超諸国漫遊モード」は次回大当りまで継続するループタイプ。ただ、大当りと同時にモード終了の抽選も行われている、いわゆる転落抽選のゲーム性となっている。

　右打ちの大当り確率は1/28.0で、転落抽選確率は1/99.8。転落抽選を引く前に大当りを獲得すればモード継続だ。しかし、転落抽選を引き当てても保留4個の抽選による引き戻しのチャンスが残されており、それを加味したトータルの継続率は約81％だ。

　モード中は高速消化が基本となるが、先読みやテンポ感の良いリーチなど、演出が豊富に用意されている。画面がブラックアウトし、そのまま悪代官リーチに発展するとRUSH終了のピンチ。ボタン演出で回避できればモード継続や大当りだが、「終劇」図柄が停止すると転落濃厚となる。

　ちなみに、本機の転落抽選モードでは規定回数の電サポ保証がないので、1回転目に転落抽選を引けばそれで即RUSH終了である。

■ツボにハマったときの爆発力は強力

　出玉に関して言うと、右打ち中はすべての当りで5ラウンド500発。振り分けの偏りがないので安定した出玉に繋がる。

　ただし、内部的に保留連が約束されている場合は「寿ボーナス」という特殊な大当りが発動し、ほとんどタイムラグなく1000発の出玉を獲得できるパターンもある。

　出玉性能が強化された最近の機種としてはおとなしめの印象もあるスペックだが、ツボにハマったときの爆発力はかなりのもので、大量出玉に結びつくことも。まあ、全体としては安定性のある甘めの機種といったところだろう。