パチンコメーカー「新規則」で一歩リードか…… 出玉試験「申請0件」パチスロへの「不安」さらに高まる
パチンコ・パチンコの出玉規制「新規則」の施行開始から約3カ月、依然としてパチンコファン・業界からは悲しみの声が絶えない状況だ。
パチンコ・パチスロともに、大当たり時の出玉は大幅に引き下げられ、それに加えてメーカー間で取り決める内規「自主規制」が機種開発を妨げている様子。板挟み状態の規制状況に「新規則機」の登場が危ぶまれていたが……。
試験機関・保安通信協会(保通協)が公表した4月中の試験状況によれば、新規則機のパチンコは「12台」が申請され、そのうち「4機種」が適合したことを明らかに。また、あいにく不適合となったもので「新規則」に底触した機種は存在せず、規制の影響はさほど受けていないことが分かる。
すでに開発状況に関しては、メーカー団体『日本遊技機工業組合(略称:日工組)』が新規則の開発状況について「設定付きパチンコ遊技機の持ち込みを始めている」とコメント。ある程度の見通しが立っているのかもしれない。
さらに、一部関係者の間では、新規則機が”どの機種”で登場するのか、早くも話題を集めている状況。パチンコに対し期待する声は上がっている。
しかしその一方で、パチスロ「6号機」においては極めて厳しい局面を迎えている。
同じく、保通協が発表した4月中の試験状況に「6号機」は不適合どころか「申請」すらなかった。AT機が解禁されるなど「自主規制の緩和」に適応した申請は4月から可能と開発期間を踏まえれば、やむを得ないといえる。
ただ、パチンコと根本的な構造が異なるとはいえ、規則改正が発表された時期は当然ながら同じだ。また「ノーマルスペック」の場合、自主規制とは無縁の存在。一定数の申請があっても不思議ではなく、今回の保通協の発表を不安に感じるユーザーは多い。
「パチンコ機の申請状況、適合率を見るとパチンコメーカーが『ひとまずリード』といったところでしょうか。
パチンコで人気を確立する『サンセイ R&D』、パチスロでもヒット作を輩出する『SANKYO』『サミー』『SANYO』は有利な立場だと思いますが……。
パチスロをメインで扱うメーカーにとっては断腸の思いでしょう。ファンからは『パチスロの方が大変なんだな』『規制緩和でも厳しいのかな』と不安の声が相次いでいますね」(記者)
同じ「新規則」でも大幅に出遅れてしまったパチスロ機。今年1月の時点では、パチスロ「6号機」の販売時期を「早ければ今年秋」と予測していたメーカー組合だが、現状を見る限り、今年中に販売することは難しいのではないか。
しばらくは「新規則パチンコ」のみに注目が集まるだろう。
(文=編集部)
PICK UP NEWS
Ranking
23:30更新- 【新台パチンコ】継承と進化を遂げて『P冬のソナタMy Memory』降臨!
- 【新台パチンコ】コンプリート多発の『P にゃんこ大戦争』に関する激アツ情報!
- 【新台パチンコ『転スラ』実戦】突入時に◯◯を押せば「ST or 時短」が判別できる⁉
- 『東京リベンジャーズ』(パチンコ・パチスロ)も話題の大手サミー「一撃9万発」マシン新SPECも発表か?
- 【特報】甘デジ界「未到の頂」へ!パチンコ新台『Pとある魔術の禁書目録2 LightPREMIUM2000ver.』発表!!
- オンライン麻雀Maru-Jan が贈る麻雀AI「KIRIN」。AIがあなたの牌譜を解析し、最適打牌を提案。
- パチンコ・パチスロ、実機所有数はなんと100台以上! 偉大なヒット機種や裏モノなど名機のオンパレード!
- 【SANKYO特報】爆裂パチンコ&スマスロに続く「超アツ情報」発表!
- 過去のトラブルを話題にするファンも… 「パチ屋の裏研修」メンバー突然の脱退にファンも「一番好きだったのに…」など悲しみの声!【パチンコ・パチスロ話題のNEWS】
- 【パチンコ新台『転スラ』反響まとめ】初日から「一撃4万発」の好スタート‼ 全体的に「激アマ」の仕様⁉
- ギャラは「女性演者の半分以下」? 超大御所パチンコライターの“ゼニ事情”が話題!