パチンコ実戦『北斗』超える”超オススメ台”!? ドンキホーテ谷村ひとし「伝説作」で”爆裂打法”発見？

　7月のパチンコは『ウルトラセブン』の月と言っていいでしょう。登場直前に『北斗の拳7 百裂乱舞』で、夜9時半にオスイチ10回転で大当りして、1万7千発表示にもかかわらず1万2千発の出玉でした。ガッカリした閉店間際の爆発だったので、セブンの小当りRUSHに期待します。

『冬のソナタ Remember』は、2～3台しか入らなかったのに『ウルトラセブン2』はどこも30～40台の大量導入で、久々のお祭り騒ぎです。

　9月登場予定の『真・北斗無双 第2章』は大量導入が予想されておりヒットは間違いないですが、その前に『ウルトラセブン2』と”黒い慶次２こと『真・花の慶次2 漆黒の衝撃』と、シリーズ初の小当りRUSHを搭載した『リング 呪縛RUSH』が盛り上げます。

　6月の『北斗 百裂乱舞』から少し様子が変だとお気づきでしょう。小当りRUSHが”鳴かず飛ばず”で終わるのか、新しい出玉規制を正規の大当り以外の小当りRUSHで上乗せして予想を裏切る爆発を見せられるのか、この夏が勝負なのです。

　早速『ウルトラセブン2』の狙い目がわかったので、いち早くお知らせします。

　ボクの初当りは「ウルトラ雷雲モード」からでした。約50%の激アツ演出です。金のウルトラの文字が「雷雲モード」につきます。ただの「雷雲モード」はたいして熱くありません。

　昔のウルトラセブンは、アイスラッガーがデュワッとフラッシュするのをひたすら待って、淡々と大金をツっ込む約1/500のMAXタイプでした。

　2005年5月16日、阿佐ヶ谷のホールで「パチンコ必勝ガイド」（ガイドワークス）とパチンカーの合同実戦で、ボクだけ25連チャンしてバカ勝ちしていたら同じ日、昼すぎにのこのこと立川のホールに出かけたカミさんが、32連チャンを含む52回大当りをした爆裂マシンだったことを思い出します。

　新しい『ウルトラセブン』のハイパーセブンフラッシュは、黒いセブンのシルエットが残像を残して画面を横切り、アイスラッガーは光りません。

　この辺が初代ファンのフラストレーションを呼びます。しかしウルトラアイが出現して、アルティメットハイパーセブンフラッシュでデュワッとセブンに変身すると、頭上にセブンの顔が出て来ます。

　ここまで派手な演出ならば当たらないといけません。はずれてゴメンなさいと、みじめに顔をしまい込む姿は見たくないものです。

　圧倒的にキングジョーとの対決リーチが熱く、7図柄テンパイに変わって金カットインが入れば間違いなしです。

　問題は、この台一番の売りである小当りRUSH。ウルトラセブンRUSHはどんなものか。

　ウルトラバトルモードはなつかしい怪獣とのタイマンで、イカロス星人、エレキング、メトロン星人、キングジョーにパンドンと戦います。赤チャンス目でチョップ小当りです。チャンスアップのポインターですが、ポインターが通過して地面のヒビ割れなしはプレミアです。ポインターもヒビ割れがないと継続以上濃厚で、ポインター通過でヒビ割れありは継続以上濃厚です。

　ピンチはポインターなしです。仲間参戦で16R2400発のウルトラボーナス確定です。ウルトラ激闘モードは、たびたび登場するキングジョーの合体を阻止したり、しのぎながら、円盤攻撃で小当りRUSH獲得です。

　小当りRUSHの突入率が65%で継続率も65%、平均出玉は約300～500個、小当り確率は約1/2.5というので期待値は約3000発以上が可能なわけですが、順当に爆発している台は少なめなのが気にかかる『ウルトラセブン2』です。

『必殺仕事人Ⅴ』の紅フラッシュ同様当たれば確変確定のレッドボディは、真紅に染まるインパクトの割に、逆に当りづらいと感じます。

　入賞時フラッシュのスピーカーの色が赤いと、かなり期待度UPです。左のサブ液晶の回転数表示の数字が赤いと熱いのも『仕事人Ⅴ』と同じです。そして何より、今回の『ウルトラセブン』の肝はアイスラッガータイマーの出現です。

　タイマーの数字の色が赤や金でかなり熱く、保留もアイスラッガー保留が別格の熱さです。地球保留は赤か金で別格です。一見派手な紫の保留は熱そうですが、それほどでもないと思っていて下さい。メトロン星人保留も熱くないので、紫くらいでドキドキしないで下さい。

　決戦保留は赤で約24%、金でプレミアです。とにかく台枠の上にセブンの顔がどのくらい出ているのか、その頻度で台の調子が計れます。”あの台よく出ているなぁ”と思ったら空き次第、即ゲットするといいですよ。好調台がずっと出ている印象なので、ハマリ台にへばりつくのは要注意です。ハマリ台が生き返る時はキングジョーリーチの発生がカギになります。

　元気なセブンを打って、景気よくいきましょう。
（文＝谷村ひとし）