パチンコ店長「設定」付きタイプへのホンネ!? 新規則機への考えとは……【設定付きパチンコの展望・メタ斬り座談会】

「ライターA」：なるほど。ちなみにIさんの店へ導入している設定付きパチンコの反響はどうですか？

「店長I」：うちの店はまだ導入していない。設定付きは、まだ試行錯誤という段階だと思っている。入れようと考えているのはSANYOさんの『海物語』くらいかな～。そこでの反応を見て動こうかと思っているよ。

「ライターA」：11月に発売予定の『Pスーパー海物語IN沖縄2』ですね。ST+時短という『甘デジ海』では定番のスペックで6段階設定。気になる設定は『大きな差がない』という特徴を持っています。

「開発K」：大当り確率は約1/119.8～約1/106.5と設定別の確率差は少ないですね。その点に関しては賛否両論ですが、ホールとしては非常に扱いやすいのではないですか？

「店長I」：パチンコの性能的に設定6を使うダメージはパチスロより小さい。しかし、積極的に使うことは決して簡単ではないよ。設定付きパチンコを早く育成したいという考えは誰もが持っているだろうけど、様子を見ているホールも多いのは事実だ。

その点『ヴァルヴレイヴ』のようなエクストラ仕様ではない『海』は使いやすそうだね。『力を入れる日』などに積極的に高設定を入れられると思う。まずは現在もホールの主軸である『海』で、お客様の関心を掴みたいね。

「ライターA」：世代を問わず愛されている『海』の成功は、設定付きパチンコの普及に大きな影響を与えるでしょうからね。パチンコの新しい楽しみを感じてもらえるような活躍を期待したいです。

（文＝編集部）