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パチンコ「出玉規制」で”冬の時代”到来も……データが示す大手メーカーの「底力」

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 平和は主力タイトルであるパチスロ『ルパン三世 世界解剖』を1.6万台、『不二子 TYPE A+』を1.1万台、パチンコは『JAWS再臨』を1.6万台、『戦国乙女5』を1.3万台販売するなど、前年同期よりも大幅に売上を伸ばした。昨今は低迷気味だった同社だが、画期的なゲーム性に多くの関心が寄せられ、それが販売台数に繋がったということだろうか。

 SANKYOは、昨年の代表機種パチンコ『CRF戦姫絶唱シンフォギア』の増産が寄与し、また業界最速で設定付きパチンコをリリースするなど、パチスロ機含めて約7万台以上を販売。厳しい状況でも「業界のリーディングカンパニー」に相応しい積極的な姿勢を保ち続けている。

 そして、最大手メーカー・サミーは業界を代表するビッグコンテンツ『CR真・北斗無双第二章』を含めてパチンコ機約11.7万台以上を販売。前年同期よりも大幅に下がったものの、なんとか「売上高1000億円以上」をキープすることができた。

 相次ぐ出玉規制により、業界全体が縮小傾向にあることは事実。ただ、それでも一定の売上数を保つメーカーは存在しているのだ。

 今後、さらなる低迷を迎えるパチンコ業界。果たして踏みとどまることはできるのか。幾度となく規制を乗り越えてきたメーカーの”底力”に期待したいところだが……。
(文=編集部)

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