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パチスロ『ジャグラー』で許されぬ極悪行為…「裏切りの一手」に対し生まれた「激しい怒りと悲しみ」

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 パチンコ店にも色々なお客様がいるが、パチンコ店に限らず招かれざる客というのは一定数いるものだろう。

 今回取り上げるのは『ジャグラー』の破損行為。

 ジャグラーが誕生して25年、この問題にお悩みのホールは少なくないと思われる。

 ジャグラーの『GOGO!ランプ』を鋭利な物で傷つけたりライターなどで焼く行為、これは過去に私が従事していた店舗でも起こってしまった。無残にも火あぶりにされ、焦げ目まで付いているGOGOランプを見た時は目を疑った。

 それと同時に、激しい怒りと悲しみがこみ上げてきた。

 遊技台のメンテナンスは定期的に行っているため、比較的新しい傷だということは確信できる。

 私はすぐに犯人を特定すべく、監視カメラの確認とスタッフにはジャグラーコーナーの監視強化を伝えたのであった。

 結局、その晩にジャグラー含むパチスロを全台チェックしたところ、破損の確認できたジャグラーは4台にもなってしまったのである。

 監視カメラでの確認に関しては、当時のカメラが旧型で中々特定ができなかった。そのため、これを機に早急にパチスロコーナーのカメラを高性能なものに買い替える事にしたのである。

 それと同時にパネルの発注もする事に。確か当時で1枚4000円くらいだったと思う。結局旧いカメラの録画では犯人特定に至らなかったのだが…目星はついた。

「おそらく犯人はまた同じ事をするだろう」そう確信し注意していたのだが、何日も経たないうちに“その時”はやってきたのである。

 目星をつけていた人物が来店していたため新型カメラを凝視し見張っていたところ、「その行為」がハッキリと確認できたのだ。

 しかし、悲しいかな…。その人物はヘビーな常連客、ホールではスタッフにも他のお客さんにも《良いお兄さん》で通っている人物だった。

「この人であってほしくない、見間違いであってほしい」そんな希望は虚しくも打ち砕かれてしまったのである。

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