パチンコ店「全台設定6」超大盤振る舞い…年に一度だけ訪れる伝説の日!?
規制によりイベントを行うことが出来なくなって久しいが、それでも俗に言う『特定日』の名残がある店も少なくないだろう。
昔よく見かけた『〇〇サンデー』、『毎月〇の付く日は○○』、『毎週〇曜日は○○』等々の特定日。現在は何かを謳っている訳ではないが、その日になると他の営業日より明らかに集客力が上がる傾向も見られる。
それ以外で比較的ありがちなのが、特定機種を連想させる景品を置くことや、アニメキャラの誕生日など。「中には大丈夫か?」と思うくらいの手法を取っている店舗も見かけるが、大半はルール上で巧みにやりくりしているのが現状だろう。
しかし、本当に強烈なインパクトを残すことができれば「その特別な日」は何もしなくてもお客さんは集まる。
年に1度だけの伝説の日…。それを長きにわたり実現させた店舗があった。
その地方都市の田舎にあるスロ専の店長は、かなりの権限を持っていたらしい。 しかし営業方針の違いから度々オーナーと衝突してしまい、結局は退職することが決まっていたらしいのだが…。
その店長は最後の去り際に、溜まりに溜まった鬱憤を晴らすべく『とんでもない計画』を考えていたらしい。その計画というのが元日に全台設定6にして超大盤振る舞いをすること。
正月に回収するのはパチンコ店では当たり前と言えば当たり前。しかし最近では、「正月に良い思いをすれば非常に印象がよく記憶にも残る」といったことから、ある程度は設定を入れる店も増えてきてはいるようだ。
しかし、当該店舗は『ある程度』どころではなく全台設定6。しかも4号機のAT機やストック機のあった時代なだけに、強烈な出玉になるであろうことは想像に難くない。その頃の4号機の実際の設定6の機械割は、140%~150%のような台がゴロゴロあったのだから。
そして年末1週間前から煽りに煽った当の元日は、やはりとんでもないお祭り状態に。万枚オーバーも当然の如く続出したようだ。しかも元日にも関わらず朝から23時までのフル営業。『してやったり』の店長は、さぞかし痛快だったことだろう。
その後の店長とオーナーとのやり取りや、詳しい『事の顛末』は定かではないのだが…。それ以降、そのスロ専は毎年元日になると『とんでもない行列』ができるようになった。正に『伝説の元日』となったのである。
元々集客力があった店舗ではなかった印象だが、その一件以降は噂が噂を呼び何年もの間、元日だけは凄まじい行列ができた様子。その度にお客さん達は、肩透かしを喰らうのだが「今年こそは! 来年こそは!」と何年も何年も通ったようである。
それにしても「元日の全6」とは豪気だし夢のある話だ。どこかやってくれないだろうか? きっと長く語り継がれる伝説になることだろう
(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。
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