【パチスロ特別企画】「スロプロ」から学ぶコロナ禍での立ち回り術【前編】

「休業要請に従わないで営業を続けたことについては倫理的な問題があったとは思いますけど、あまりに世論の怒りの矛先に使われたような気もします。中にはお客さんが押し寄せた店もあったようですけど、そもそもお客さんが行かなければ店も閉めたと思うんですよね」

　ご存じの通り、緊急事態宣言下で営業を続けたパチンコホールは自治体により公表され、メディアでは連日、その模様が報道され続けた。従業員の生活や地域飲食店の要望など、休業要請に応じなかった理由はそれぞれであり、その是非については意見が分かれるところだが、彼にも彼なりの思いがあったようだ。

　さて、現在は全国で緊急事態宣言が解除され、多くのパチンコホールが営業を再開している。長期の休業は廃業せざるを得ない企業が出るほどの大打撃であり、当然、設定状況の悪化が懸念される。後編では、そんな状況下で彼が考える立ち回り術を語っていただこう。