パチスロ4号機のAT機「全盛時代」を思い出す…【濱マモルの のほほんコラムVol.53~あの外国人は今~】
前回、自分の顔が好きではないという話をした。うだるような暑さをさらに不快にさせる暑苦しさは、もはや嫌がらせのレベル。その暑苦しさを自覚したのは、中華料理屋さんでアルバイトを始めたころだった。
それまでは、別に普通だと思っていた。むしろ、小学校時代は友人のお母さま方や学校の女性教師たちから「昔のアイドルみたい」と高評価であったから、成長するにつれて友人から「顔の油でチャーハンが作れそうだな」などと揶揄されても、「うるせー、バカ野郎。チャーハンじゃなくて肉団子を作ってやるよ。お前の顔で」なんて言い返していたものだったが、とあるアルバイトの日、いつものように厨房で鍋を振って料理を出すと、ウエイトレスの中国人が何やら感心していた。
「アナタ、とても上手ね」
確か、回鍋肉だったように思う。まぁ決められた分量の各種調味料、食材を炒めただけとはいえ、料理を褒められて悪い気はしない。しかも、その言葉を発したのは中国人なのだから喜びもひとしおであり、にっこりと笑顔で「ありがとう」と答えたところ、予想外の言葉が返ってきた。
「どこで覚えたの、日本語」
どうやら、彼女はアタシをどこかの外国人だと思い込んでいたらしい。「おじいちゃんがスペイン人だから、スペインとのクォーター」だと冗談をいったらホントに信じてしまい、面倒だからそのまま修正せずにいたが、以来、アタシは自分の暑苦しい顔を自覚するようになったわけだ。一応いっておくが、スペイン人が暑苦しいという話ではない。
汗をかくと目の下に溜まって視界を遮り、デカい鼻は小さい口のグラスを傾ける際に邪魔をする。その都度、「嗚呼、イチローのような顔に生まれたかったなぁ」と亡き両親を少しだけ呪うわけだが、こんな顔でも良いことはある。外国人と仲良くなれる機会が多いことだ。
小さい頃から、やたらと外国人に道を聞かれた。それは今も一緒であり、ケバブ屋さんに行けば何故だかよくサービスされるし、近所にあるインドカレー屋さんの従業員は、アタシを見かけると遠くからでも必ず挨拶。以前、彼が電車に乗るタイミングとアタシが降りるタイミングが一緒であり、わざわざ挨拶をしてくれたことで彼が電車を逃し、次の電車が来るまで2人で会話したこともあった。
パチンコ屋さんでも同様だ。4号機のAT機全盛時代、ホームにしていたエリアは多くの外国人客がおり、彼らから台のレクチャーを求められた。
それをきっかけに仲良くなったりしたもので、連絡先を交換してはいないものの、会えば親しく話をし、一緒に食事に行くこともあった。
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