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パチスロ「沖縄で絶大な人気を誇ったアップライト型機」 ~2号機名機伝説「アペックス701Z」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.33】

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 ちなみに、10万出る基板が「銀の基板」、30万出る基板が「金の基板」と呼ばれていて(基板の端に貼られていたテープの色に由来)、閉店や機械トラブルなどで規定枚数まで出せなかった場合は店が補償をしてくれたというのだから、なんとも凄まじい話である。

 もちろん、こういった状況を行政がいつまでも見過ごしているわけもなく、4号機時代を迎えた1993年頃から規制が始まり、前述のとおり自分が初めて沖縄を訪れた頃にはもう、兵どもの夢の跡となっていた。

 そして、某ホールチェーンが不正改造事案で摘発されたのを機に本土との同化策が急速に進行。長年、沖縄のファンに親しまれてきた『アペックス701Z』を含むアップライト型機は撤去され、箱型機に入れ替わっていった。

 もしもタイムマシンがあったなら。鉄火場だった頃の沖縄で、爆裂連チャンを夢見て鼻息荒く右レバーを引き倒したいものである。

パチスロ「沖縄で絶大な人気を誇ったアップライト型機」 ~2号機名機伝説「アペックス701Z」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.33】の画像3
2001年1月、コザ(沖縄市)のホールで細々と現役稼働を続けていたのを発見&実戦。


(文=アニマルかつみ)

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