パチスロ「ゾロ目デー」で“高設定”ツモ！「全台系」狙いが功を奏すも「まさかの展開」が…

　2月22日、TVやインターネットでは「猫の日」として同日が紹介されており、猫関連の記事や番組が目立った。

　しかしながらスロッターにとって同日は「猫の日」ではなく「ゾロ目デー」としての認識が強いのではないだろうか。もちろん筆者も開店前から並んだクチである。

　パチンコ店関係者が運営する某YouTubeチャンネルでは「経験上、ゾロ目を意識するホールは少ない」と発言していたが、これは地域性やホールの方針によって異なる部分が多い。

　例えば、パチスロ激戦区のような地域では、ゾロ目だけでなく「5のつく日」であったり「キャラクター誕生日」なども「強い日」となる場合がある。

　今回選んだホールは去年末辺りからゾロ目の日に力を入れ始めた印象。認知度からか、朝の並びは50人足らずと少なかった。

　目的の機種は『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』だ。本機を気に入ってしまったため、どうしても高設定を味わいたいという衝動が抑えられない。

　23番で入場すると、4台設置にも関わらず残り1台という状況。同機種の人気を実感しながら、そそくさと腰を下ろす。

　しばらく打つが、CB4回中AT1回と振るわない。どうやら当たり台は隣らしく、小気味良くATに当選させており、残りは苦戦中といった状況だ。

　好きな台なので、このまま続行しても良いのだが、せっかくの「ゾロ目の日」。他機種の高設定を探そうとホール内の様子を伺った。

　すると『吉宗3』に「全台系」の気配。同機種はモード移行率に設定差が大きく、363Gが天井となるモードCを確認出来ただけで高設定の期待が持てる。

　3台中2台でモードCらしき初当りを確認。残りの1台は未だ朝一の状態だが、挑戦する価値は充分にあるだろう。

　これが設定推測においては非常に難解な挙動となる。最大天井からレギュラーボーナス当選後に引き戻すという挙動を2連続で示したのだ。

「引き戻し」は絶大な高設定要素だが「天井到達」は見過ごせないマイナス要素である。弱チェリーからの「千両スロット」は16回中5回と高設定の水準。さて、どうしたものか。

　続行するか否かを迷いつつホールを一周りすると『戦国乙女3～天剣を継ぐもの～』が目に付いた。初当り確率が全台300〜400分の1。同機種も全台設定が期待できそうだ。

　台移動を決意し、一番初当りが軽い台に着席。すると、すぐに突入したCZ「ヒストリアモード」で「設定4以上濃厚」の画面が出現した。

　高設定であれば台移動大成功といったところ。希望に胸膨らませてレバーを叩いていく。

　結果は3回連続で天井到達。高設定の良さを全く引き出せず、AT中にレア役も噛み合わなかった。気付けば合計64000円が財布から姿を消している。

　敗因は完全に「己のヒキ」であろう。両隣は5000枚オーバーの大爆発。高設定を打てても「人間設定」が悪いとどうにもならないことを実感した実戦となった。

（文=大松）

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