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パチスロで「相乗効果」も狙える“重要”な事…【濱マモルの のほほんコラムVol.86~リスペクト~】

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 岩下の新生姜が好きである。

 ご存じない方々のために説明すると、岩下の新生姜とは栃木県栃木市に本社を構える岩下食品の看板商品で、ほどよい辛味とシャキシャキ食感が魅力の生姜の酢漬け。台湾の本島姜(ペンタオジャン)という特別な生姜を使用した、ピンク色が愛らしいオリジナル商品である。

 この岩下の新生姜は、酒ととにかく合う。学生時代から自宅での飲み会時にはよく購入したものだが、ここ数年では豚バラ巻きや餃子など、料理の食材として使うことも多数。新生姜が漬かった汁自体も活用できるし、主婦も大喜びの優れものなのである。

 頻繁に購入するようになったのには、理由がある。偶然、マキシマム ザ ホルモンのライブで岩下社長をお見かけしたからである。

 クラブチッタか、どこかのZeppか、どこの会場だったかは忘れたが、その時、ステージ上と客席とでおなじみのCMフレーズ「いっわしたのーしんしょうが!」を熱唱。メンバーが岩下社長を紹介すると、その後、ホルモンのファンたちと共に汗だくになりながらダイブを始めたのである。

 遠くで酒を片手にそれを眺めたアタシは、ぶっ飛んだ社長だなぁと感銘を受け、以降、何となく気になり続けていたところ、今度は岩下の新生姜ミュージアムなるものを開館したとの情報を新聞で発見。入場無料で、中には巨大パッケージ、新生姜色のグランドピアノ、新生姜の部屋、世界一大きな岩下の新生姜ヘッド、岩下の新生姜ウイングなどがあるそうで、いよいよぶっ飛んでるなぁと感じ、企業のファンになったからである。

 そんな岩下食品は数年、類似品に悩まされているという。以前に日曜日昼の情報バラエティで紹介された内容によると、岩下食品がパッケージを変えるも、その都度、似たデザインの商品を製造する企業があるとのこと。社長はほとほと困っているようで、その思いをインタビュアーにぶつけていた。ピンクのスーツで。

 確かに過去、アタシも1度だけ類似品を購入したことがある。たまたまどこかのスーパーで安売りしており、岩下の新生姜がなかったことから買い物かごに入れたのだが、正直、味は似て非なるもの。まぁ味には好みがあるし、類似品を販売する企業にも言い分はあるのだろうが、一連の騒動を見て思うことはひとつ、類似品を販売する企業にリスペクトが感じられないのである。
 
 食品だけに限らず、どの創作物にもオマージュはある。我々が愛するパチスロも同じで、『やじきた道中記乙』が同社『バジリスク~甲賀忍法帖2~』のパネルデザインを真似たケースをはじめ、中にはギリギリまで寄せて打ち手さえも失笑してしまう機種もあるが、基本的にはリスペクトがある。

 だからこそ、大胆に似せた演出が発生してもクスっと笑えるわけで、何なら、その流れでネタ元の機種が再評価される可能性すらある。リスペクトがあれば、タイアップほどではないものの、相乗効果が狙えることだってあるわけだ。

 一方、リスペクトなく似せた場合は当然、相乗効果なし。それどころかイメージダウンにつながる危険性もあるわけで、つくづく相手を敬う気持ちは大切だなぁと先日も件の番組を見ていたところ、娘が笑顔で「プレゼント!」といいながら握りっぺをお見舞いしてきやがりました。暇な日はついつい昼から飲んでしまうからか、子供たちはアタシに敬意を表してくれません。

(文=濱マモル) 

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