パチスロ「万枚」を狙えた破壊力…「1G連の超連打」など豪腕の復活を期待!!

　今回は山佐『押忍豪炎高校應援團檄』を取り上げたいが、その仕上がりは期待できるものなのだろうか!?

　では、まずは前作のおさらいから。

　パッと見、某D社の『番〇』的パチスロに見えなくもないが、キャラなど全体的な雰囲気が似ているのは『番〇』も『豪炎』も共に「イートレックジャパン」という会社が、キャラデザインを含む液晶関係を手掛けているので仕方ない部分もあるだろう。この会社、他にも色々なメーカーの遊技機制作に関わっている。

　肝心の中身だが、純増約2.5枚の擬似ボーナスとART團旗道（だんきろーど）でメダルを増やしていくタイプ。擬似ボの《1G連》あり、鉄拳アタック風上乗せの《漢気アタック》あり、ST風上乗せで最強トリガーの《森羅万象》ありなど…一撃性能は高く万枚も狙えた印象だ。

　私が2回ほど実際にホールで打った時は特に見せ場も無く、数回の擬似ボとARTも駆け抜けで終わってしまい良い部分を見る事は叶わなかった。稼働的にも1年ほど早くリリースされた『押忍番〇2』が、まだまだ好調で付け入る余地がなかった印象である。

　今回はリベンジといきたいところではないか。

　通常時は規定G数到達で擬似ボーナス（応援ロード）へ、2種類のCZ『応援歌！豪炎気合マーチ』と『天丼チャレンジ』がカギを握る。ATの純増は2.7枚、今回はG数上乗せではなく継続のための勝率を上乗せ（UP）させていくタイプだ。

　各数値関係についての詳細は不明だが、1度ATに突入するとかなりのメダル増加が見込める様子。その分AT突入率は、中々厳しめになるのは否めないかもしれない。

　AT「団旗ラッシュ」は1セット46G、上乗せを駆使し全8回戦のトーナメントバトルに優勝すれば上位AT「団旗バッシュ」に突入。こちらは20Gで86％継続のSTバトルとなる。

　また、設定示唆となる演出も豊富な模様。最後は何と言っても、前作最強トリガー「森羅万象」か。今回はST風上乗せではなくフリーズを契機に突入、純増も4.8枚にパワーアップし擬似ボ20連が狙える模様。そのフリーズ突入確率が厳しいことは容易に想像できる。果たしてホールで拝める日はあるのだろうか。

　トリプル上乗せにちなんだトリプル下取りも好評という話も。しっかり値引きしてもらって導入し、ホールで活躍して頂きたいところだ。

　導入開始は5月9日～

（文＝オーハナB）

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