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パチスロ「衝撃!! 基板の裏にもう1枚の基板が…!?」~3号機名機伝説『アポロン』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.48】

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 バレないとでも思ったのか。いや、「バレても構いやしない」と開き直ったとしか考えられない。作って売ったら、はいオシマイ。あとのことは存じ上げません。そんな商売が当時のパチスロ業界は平然とまかり通っていたのだから。

 ちなみに、件の裏基板に仕込まれていた裏プログラムは、大方の予想通り貯金方式をベースとするものなのだったが、こちらもまた非常に手の込んだものだった。

 内部でBIGが成立すると、貯金されているフラグの個数を参照に放出か貯金を抽選。1~3個の場合はオマケを1個加えた上でもれなく貯金、4~6個は放出を優先、7個なら漏れなく放出される仕組み。

 最大の7個まで貯め込む確率は非常に低く、たいていは4個貯まっている状態でBIGが成立すれば全放出となるので、結果的に5連チャンが圧倒的となるのである。

 ハマリの深さと相応に連チャンが期待できるのは他の貯金方式裏モノと同様。しかし、射止めれば5連チャンワンセット1500枚がほぼ確定するのだから、ハイエナたちにとってこれほどオイシイ獲物はなかった。

 案の定、5連Ver.設置店は目をギラつかせたハイエナたちの巣窟となり、おいそれとは近づけない状況となっていた。

 とりわけ凄まじかったのが、新宿界隈の大陸系の連中。少しでもハマり始めたら後ろをうろつきはじめ、やがては張り付き、しまいには「早くやめろ」とばかりに大人数で騒ぎ立てる。それはもう、エゲつないことこのうえなかった。

 だから、「打ち始めたら、当るまでやめてはいけない。どんなにハマろうが、諦めてはいけない」が鉄則。

 ハマリを耐えうるために資金力はもとより、ヤツらのプレッシャーに負けないだけの鋼鉄のハートが必要だった。

 まぁ、当時の自分はそのどちらも持ち合わせていなかったので、いい思いをしたことは一度もなかったりするのだが。

(文=アニマルかつみ)

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