業界大手「人気パチスロ誌」が休刊へ…ファンもSNS上で悲しみの声
パチスロが隆盛を極めた4号機時代、パチスロ雑誌も発行部数は数十万部を誇った。
当時はコンビニに行けば必ずと言っていいほど陳列され、中には山積みのお店も。当サイトの読者の中にも、発売日当日にコンビニまで走るほどの熱狂的読者だった者もいるのではなかろうか。
だが、パチスロは度重なる規制で出玉力が抑制され、徐々に人気は低迷。これに加えてYouTubeや無料情報サイトなどの台頭もあり、パチスロ雑誌は苦境に立たされている。
無論、パチスロ雑誌も様々な手を打ってはいる。今までは付録的な位置付けであったDVDに力を入れているほか、人気女性ライターをフィーチャーした企画を敢行。時にはコスプレや浴衣などといったグラビアを掲載することもあるが、継続的に売り上げを伸ばすことは難しい印象だ。
そんな中、2021年1月にはプラントピア発行の老舗雑誌「月間パチマガスロマガ」が惜しまれつつも休刊。34年の歴史に幕を閉じ、現在は新時代のエンタメサイトとして「パチマガスロマガFREE」を展開中だ。
また、今月にはガイドワークス発行の「パチスロ実戦術SS」が最終号を迎えた。同誌では有名ライターが多数活躍していただけに、SNS上には「寂しくなる」「休刊は残念」などといった多くのコメントが寄せられている。
同誌ではラストの巻頭企画として「ライター論功行賞」を掲載。ワサビ、橘リノ、ウエノミツアキ、伊藤真一、政重ゆうきといったメンバーが誌面で伝えきれなかった想いや、一度はやってみたかったことなどを表現している。もちろん、当サイトでもコラムを執筆中である井上由美子の寄稿もある。
他のトピックとしては、動画で看板ライターのサワ・ミオリが約1年ぶりに復活。「ツレウツ総決算座談会」と題して、戸田マサシン、ニッタ・ロビンソンと共に人気企画を1回限りで復活させており、休刊への想いなどを語っている。
創刊から10年続いた同誌の、まさしくラストに相応しい内容。興味のある方は是非ともチェックしていただきたい。
ちなみに、毎月7日発売の「パチスロ実戦術RUSH」、偶数月11日発売の「COMICスロマンDVD」、奇数月11日発売の「COMICスロマンV」、不定期発売の「パチスロ実戦術MARIAS+plus」といった系列誌は今後も継続するそうだ。
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