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パチスロ「晒し屋」の実態が判明!?「イベント規制」でプロも注目する情報とは

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 規制以前のパチンコホールはイベントやそれに関する告知に自由があった。それに伴い、様々なイベントの思い出を持つ方も多いのではないだろうか。

 例えば有名な話で「設定札」というものが存在する。これは遊技台の上部データカウンターに設置されるもので、「設定6」とズバリ告知するものであったり「設定1or5」など幅を持たせる札も存在した。

「設定札」といえば海物語の図柄を連想させた暗喩も有名である。例えば海物語のアンコウは6図柄であることから、アンコウの書かれた札が刺された台は「設定6」の示唆となる場合があった。

 この暗喩はホールのメール配信サービスにも使われることが多かった印象だ。開店前にメールが届き「本日は○○の台がエビ・アンコウ」といった内容である。

 もちろん現在は、先述したような告知は規制対象となるのでNG。しかし、パチンコホールは様々な工夫を凝らしユーザーへアピールし続けているようだ。

 その最たる例が「来店取材」であろう。「スロパチステーション」や「でちゃう」などの取材班が来店し出玉調査を行う日は、高設定投入率が高いと予想される傾向にあり多くの集客が見込める。

 最近では取材の告知もNGとなる都道府県も存在するため、媒体も気を抜けない状況であるようたが、この「取材」を追いかけて生活する「スロプロ」も少なくない。

 スロプロといえば、彼らの中で「晒し屋」の存在が話題だ。主にTwitterなどのSNSで活動し、ホールの「アツい日」をツイートし晒すアカウントの俗称である。

 例えば、翌日の旧イベント日などを告知し、前回は「どの機種に高設定が投入されていたか」等をツイート。出玉データや次回の狙い目機種などを添えるパターンも存在する。

 人気YouTubeチャンネル「パチ屋の裏研修」が4月10日に投稿した『【気をつけろ】晒し屋って組織運営なの?運営母体まとめとSNSビジネスの闇について。』では「晒し屋」の活動について言及。

 これによれば、個人的に趣味として活動するアカウントも存在するものの、広告代理店などが絡んだビジネスとして活動するアカウントなどが多いという。

 あくまで第三者による示唆のため規制対象とならないが、中には「明日は○○が設定56」など過激なツイートを行うアカウントも報告されており、炎上寸前となるケースも存在した。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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