パチスロ「3号機最終最後にして最強の爆裂連チャン機」~3号機名機伝説『グレートハンター』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.64】
そんな極悪すぎる出玉特性以外にも、この『グレートハンター』にはとんでもない特徴があった。なんと、リール制御に手を加えることで、本来は無いはずのリーチ目を作ってしまったのである。
先代の『ハンター』は、これといった明確なリーチ目が存在せず、ボーナスフラグ成立を察知するのが困難だった。
いくら連チャン性が高くても、フラグ成立を察知できなければインパクトが薄い。そのあたりを考慮してのことだろう。
ともかく、強烈すぎる連チャン性と明快なリーチ目を搭載したことで『グレートハンター』は、いまひとつ地味な印象のぬぐえなかった先代とは比較にならぬほどの大人気を獲得。
後期には、本来あるはずのない集中役を搭載した「中身はそっくりそのままハンターを流用してるんじゃないのか」的なバージョンも増えたが、ホールの主役がすっかり4号機に移行してからも長らく、狂乱の3号機時代が忘れられない多くファンを熱狂させ続けるのであった。
(文=アニマルかつみ)