【パチスロ実戦】5号機で一時代を築いた名機『2027』最新作を実戦するも… 苦手なリノタイプに大苦戦…!!

ネット上で「万枚報告」もあがっているアノ6号機を打ちに行ってきたが……

　ついにこの日がやってきた。５号機で一時代を築いた名機『2027』（ＪＰＳ）が帰ってきたのである。検定通過情報を聞いてから、この日を待ちわびたユーザーはたくさんいるだろう。

　もちろん私もそのひとりだ。初代『2027』は何度も遊んだし、スペック違いとして発売された『2027X』や、新たなストーリーが描かれた『2027Ⅱ』も大好きだ。メーカーが変わってもその愛を貫き、『2027 Revise』や『2027Ⅲ』もしっかり打った。

　そんな愛すべき『2027』シリーズだが、今作は一部法人のみ導入されているPB機。そのため、設置店舗は少なめである。

　幸運にも家の近くに1店舗だけ設置店があったが、この店舗との相性はあまりよろしくない。多少の心配はあったものの、相手はあの『2027』。行かないという選択肢は一切ないのである。

　この日は導入初日。気合い十分の私は、抽選開始の1時間前には到着していた。抽選開始となる9時30分の段階で、並びは3人。設置は4台なので確実に台は確保できる状況だ。

　開店時間となり、急いでパチスロコーナーへ向かった私は迷うことなく『2027DB』を確保。だが、私以外は誰も着席していない……。

苦手なリノタイプ……。愛でなんとかできるのか？

　今回の『S2027DB』は、ボーナスのみで出玉を増やすタイプ。通常時は「ソナーチャンス」発生で3択チャレンジとなり、それに成功すればボーナス高確率の「バトルモード」へ突入する。バトルモード中は、通常状態へ転落するまでボーナス高確率状態となる、いわゆる「リノタイプ」だ。

　私は「リノタイプ」がめちゃくちゃ苦手。3択は当らないし、高確率滞在ではボーナスがまったく引けない。とにかく下手なのだ。

「まぁそれは愛でなんとかなるだろう」と打ち始めると、86回転目にソナーチャンスが発生する。ここまで緊張した3択はこれまでにあっただろうか…というくらい3択に悩む。もう考えるのはやめて、「ええい！ ままよ！」と最初に見えた青7付近をポチっ！

　よし揃った……揃ったぞ！ 見事バトルモードへ突入した。写真でソナーが揃っていないのは「うおー！ やったぜ！ 写真写真！」と大興奮でスマホを取り出そうとしたら、左腕がレバーにぶつかり作動してしまったためだ。お恥ずかしい。

　だが、このあとが地獄。ボーナスは1回引けたものの、その後すぐに転落。そしてソナーチャンスは6回連続で失敗という下手くそっぷり。流れを変えるために隣の台へ移動したが、その台でも5回連続で失敗である。33%とは一体……。結局2台合わせて1500ゲームくらい回したが、バトルモードへ突入したのは最初の1回だけ。そしてその貴重な1回は単発で終了である。

投資：2000枚
回収：0枚
差枚：-2000枚

【この台の感想】

・初代の雰囲気はしっかりとあるので、シリーズ作が好きだった方は必見。
・複雑な要素もあるので、しっかり解説サイトや動画などで勉強してから打つべき。
・「リノタイプ」なので爆発力は折り紙つきだが、大ハマりする可能性も十分あるので要注意。

　今回の実戦ホールでは、全体的に「ハマり台」が多かった印象だが、ネット上に掲載されている関係者情報によると、設定6のバトルモード突入率は突出して高く、出玉の波も右肩上がりで上昇するようで……。お店としては最高設定を投入するとなると、かなり勇気がいるのではないかと思う。

　個人的には、リノタイプではなくシリーズを踏襲したARTorAT機でもよかったのでは？と思うし、今回の実戦で大ダメージを受けたので「すぐにリベンジしてやる！」というポジティブな気持ちにはまだなれない状況だが、もし見かけたら大連チャンを夢みて「ソナーチャンスを1回引くまで…」と、自分に言い聞かせてまた打ってしまいそうな気がする。

(文＝ロマニスタ鈴木）
<著者プロフィール>
　好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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