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パチスロ6号機体制になって感じる事とは…【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.23】

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「アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝」再開

【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.23】

 パチスロライター界きっての呑兵衛コンビであるアニマルかつみと濱マモルが、ほろ酔い気分であれこれ語り合う「回胴酔虎伝」。

 再びのコロナ感染拡大を受け、2月アップ分を最後にまたもや休載を余儀なくされていたのだが、幾分状況が落ち着いてきたということで、久しぶりに再開することとなった。

 そんなわけで今回は、休載していたこの半年間のことについて、ざっくばらんに振り返っていただくこととしよう。

〇〇〇

──皆さん、お久しぶりです。

アニマルかつみ(以下、アニ)「この企画で集まるのは半年ぶりになるのかな」

濱マモル(以下、濱)「もう、そんなに経ちますか」

アニ「前回は1月の年明け早々。呑兵衛の聖地・赤羽で、新年会をかねて…ね。ところが、その直後にまた「まん防」が発出されちゃって…」

濱「あー、そうでしたね。まぁ、5月に虎党の担当編集さんを交えて浜スタにタイガースの試合を観に行ったので、あんまり久しぶりな感じもしませんが」

──前回、1月に集まった時には、グリンピース新宿南口店の閉店についてのお話とか、5号機の撤去についてのお話をしていただきました。

アニ「そうそう。『ひとつの時代が終わっちゃうなぁ』って感じだった」

濱「年明け早々、なんだかしんみりしちゃいましたね」

完全なる6号機体制になって半年。変化は?

──5号機が撤去され、完全なる6号機体制になって半年。ホールの状況とか、やっぱ変わりましたか。

アニ「う~ん…自分の場合、最近はもっぱら近所の居心地がいいだけの店で、ちょっと時間が空いた時に遊び打ちする程度だからなぁ。その辺については、ふだんからガチで立ち回ってる濱ちゃんの方が、現状を肌で感じてるんじゃないかな」

濱「アタシのホームグラウンドに関していえば、フツーに(6号機パチスロには)お客さん付いてますよ」

アニ「どのあたりが人気なのかな?」

濱「5号機がなくなった1月とか2月の話をすると、やっぱ『バジ2』(バジリスク~甲賀忍法帖~絆2)とか『番長ZERO』あたりですか。まぁ、去年にリリースされたビッグタイトルですよね。導入台数も多いし、高設定を入れればしっかり出てくれますし」

アニ「人気どころだから手抜きせず、ちゃんと使ってくれてる…みたいな」

濱「そうですね。設置台数とか稼働状況でいえば、5号機の『バジ絆』や『番長3』から、そっくりそのままスライドしたような感じです」

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アニ「なるほどね。そういう意味で両タイトルとも、誰もが認める名機なんだな、やっぱり」

──ボーナスタイプに関しては、どうですか。たとえば、濱さんが得意とする『ハナハナ』シリーズなんかは…。

濱「そうですね。『ホウオウ』(ハナハナホウオウ~天翔~-30)の方は、稼動いいですね。最初に出た『ゴールド』(ニューハナハナゴールド-30)は正直、厳しかったですけど…」

アニ「え~と…ごめんなさい。『ジャグラー』シリーズもそうなんだけど、各機種ごとの細かい違いが、いまひとつ自分にはわからない」

濱「5号機のもそうだったんですが、『ホウオウ』はスペックがビッグに寄ってるんですよ。で、通常ベースがちょっと辛めで…」

アニ「ずばり、『波が荒い』というわけだ」

濱「そうなんです。以前、おニイサンと一緒に取材とかでよくお世話になった新潟のホールの方も、おっしゃってましたね。『中間設定を据え置いてても勝手に暴れて波を作ってくれて、その都度お客さんが勝手に妄想を抱いてくれるから、こんなに扱いが楽な機械はない』って」

アニ「なるほどね」

濱「中間設定でもビッグに寄って『バーッ!!』って出ちゃうんだから、高設定を入れると、ほん…とにえらい出ちゃうんですよね」

アニ「たかだか2百数十枚でも、勢いに乗っちゃうと凄い…と」

濱「そうなんです。それと比べると『ゴールド』の方はREG比率も高めで、波がだいぶまったりした感じで。初期投資がかさんじゃうと、それを回収するためだけに1日が潰れちゃうんですよね…」

アニ「ああ…それは、しんどいな」

──とりあえず、濱さんがホームグラウンドにしてらっしゃるそのホールに関しては、6号機へ移行しても特に大きな変化は感じられない…と。

濱「ええ。ちゃんと高設定を使ってくれてたのもあるんでしょうね。5号機が無くなってパチスロのお客さんが減った風には、まったく見えませんでした」

アニ「パチンコの激しいやつが好調だから。やっぱキャパシティの大きなホールなんかだと、パチンコで得た利益をパチスロに回せてるんだろうね」

濱「まさしく、そんな感じです。1月の末から2月のはじめにかけての話をすると、『ガンダムユニコーン』とかパチンコの人気どころが連日大賑わいだったんですが、対するパチスロの方もめちゃくちゃ出してましたから」

アニ「まぁ、いまにはじまったことじゃないけど、資金力と経営戦略に長けた大手のメガストアによるパワーゲーム。それが、ここへきてさらに加速している感じがする」

濱「そうですね」

アニ「ふだん使いしてた某線某駅前の地元密着型店は、最近どう?」

濱「いや、もう…ダメですね。前は、『強い日』になるとけっこう、お客さんいたんですが、最近はもうぜんぜんで…」

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アニ「やっぱ、駅前商圏はどこもダメか。うちの地元、兵庫尼崎のローカルな店なんかも、どんどん某大手に買収されちゃってるよ」

濱「中小はほんと、厳しそうですね。閉店も相次いでますし。そう考えると、さっきの某駅前店は界隈に姉妹店が3軒もあるんですが、どれもお客さんぜんぜんいないのに、なぜか潰れない」

アニ「そういう謎な店、たまにあるよね。たぶん自社物件で、なおかつ他にも色んな商売をやってて、そのパチ屋自体も身の丈に合った無理のない営業をしていて、うまくお金を回せてるんだろうね」

濱「…でしょうね。ボッタくるわけでもなく、さりとて出すわけでもなく。いまの時代、下手に出しちゃうとすぐに軍団とかが嗅ぎつけて、食い荒らされて終わりですから」

アニ「まぁとにかく。自分なんかは下町の駅前で生まれ育ったから、パチ屋に限らず駅前の商店街が郊外のロードサイド型メガストアに客を奪われ活気を失っていくのは、ほんと寂しい限りだよ…」

濱「…ですね。アタシん家の最寄り駅周辺も、2軒あったパチ屋が相次いで閉店しちゃって。徒歩で行ける店が、ついに無くなっちゃいました」

アニ「それは寂しい。やっぱパチンコ屋たるもの、寝癖頭をぼりぼり掻きながらサンダル履きでふらりと行けるくらいの身近な距離にあってほしいよね」

〇〇〇

「時代の流れとはいえ、寂しいこと」と、中小ホールの相次ぐ休廃業を嘆くアニかつ&濱マモルのご両人。しかし、業界の行く末がお先真っ暗かといえば、けしてそんなこともなさそうだ。

次回は、パチスロ人気回復の切り札として各方面より期待されている、「6.5号機」について、色々と語っていただくとしよう。

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