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「激アツ演出の象徴」となったニューパル系正統派パチスロ!!

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 先日は山佐のパチスロ新台『鉄拳5』で惨敗を喫したばかりなのですが、何やら特殊なモードが搭載されていると噂になっていますね。何でも『ケロットエンペラー』というみたいです…ということで、今回のレトロスロットは2009年の5号機『ケロット』シリーズにしてみました。

山佐の「激アツ演出の象徴」となったニューパル系正統派マシン

 ケロットというネーミングは2006年の山佐40周年イベントでのユーザー投票で決定されたもので『ニューパルサー』といえばカエルですが、カエルの鳴き声である『ケロ』と『スロット』が合わさった名前のようです。

 マシン自体も機種名にパルサーという冠名こそ入りませんが、れっきとしたニューパルサーシリーズという位置づけであり、初代ケロットの筐体にはパルサーと書かれております。

 BIGボーナスは最大335枚獲得可能でREGは104枚。演出用のプチRT搭載ですが、実質的には正統派のノーマルタイプです。

 ニューパルの血統らしくリーチ目も多彩ですが、液晶演出も豊富でケロットの恋人である『ケロルン』を見つけることができればボーナス確定となります。

全ての小役にボーナス重複の可能性

 ニューパルとの大きな違いは全ての小役にボーナス重複の可能性があるという点。特に中段チェリーと斜め揃いのオレンジは期待度が大きく、プチRTによる連続演出で期待感を煽ってくれました。

 これが面白い。私自身も打ち込んだという程ではありませんが、チョイチョイつまみ食いしていたような感じでしょうか。単独ボーナスがメインのジャグラーは最高に大好きですが、重複が多彩なマシンも大いにアリ。これはこれで面白いんですよ。

 それにしてもBIG335枚というのが遠い過去のように思えます。現在は6号機『ケロット4』が稼働中ですが、BIG230枚、REG60枚ですからね。たった10数年前とはいえ、ボーナス獲得枚数のギャップに時代を感じてしまいます。

 2010年には後継機種『ケロットスウィートver.』がリリース。その名の通りボーナスの軽さ、当りやすさに特化した特殊スペックでBIG200枚、REG40枚という出玉でしたが、ボーナス確率は全設定共通で合算約1/99という破格の軽さです。

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 その後も初代ケロットのコンセプトを引き継いだ『ケロット2』(2011年)、『ケロット3』(2014年)がリリースされております。特に2はシリーズでも一番好きで、そこそこ打ち込んだ記憶があります。

 そんなケロットもいつの間にか『ケロット柄』として数々の山佐系マシンに登場することに。液晶演出中にケロット柄が出現すれば基本的には激アツ。ボーナスやAT、ART突入、継続や上乗せ等の大チャンスとなります。

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 冒頭で述べた鉄拳5も同様。先日の実戦ではお目にかかれませんでしたが、鬼のように打ち込んだ5号機『鉄拳2nd』では、数え切れない程のケロット柄を拝んできました。

 パチスロとしても活躍し、演出としても大活躍のケロット。鉄拳5では逆にケロット柄が頻繁に外れれば、冒頭で述べた激アツモード『ケロットエンペラー』の大チャンスらしいのですが果たして…。

 という訳でケロットエンペラーを拝むべく鉄拳5のリベンジに行きたいのですが返り討ちにされそうで…。さてどうしたものやら…。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
 業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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