パチスロ「8000枚」も狙える大物へ挑む！期待値は十分も…

『パチスロ甲鉄城のカバネリ』や『ぱちすろけものフレンズ』など、パチスロ分野に話題作を投入しているサミー。今回は、そんな同社が誇る『北斗の拳』シリーズの実戦を紹介したい。

■『パチスロ北斗の拳宿命』で実戦開始！

　今回の実戦は「8000枚オーバー」も確認されている『パチスロ北斗の拳宿命』。本機は小役から画面右にある「七星カウンター」を貯めていき、CZへと突入させてATを目指すゲーム性だ。七星カウンターを7つ貯めるとCZの抽選を行うのだが、筆者が座ったときには既に5つ溜まっていたので期待値としては十分だ。

　着席してから100ゲームほど回すと七星カウンターが全て貯まり抽選がスタート。完全ガチ抽選のため、ワンチャンに期待できるのが本機の魅力だが…。

　1回目は惜しくも失敗。その後も何度か七星カウンターが貯まるが、この日は運が味方することなく、なかなか初当りが引けない。

　最終的には天井手前で当選するという最悪のスタートだ。しかし、本機は初当り後に必ずATに直行する。本機は青7が揃えばバトル継続型の「BATTLE BONUS 伝承」、赤7が揃えば枚数管理型の「BATTLE BONUS 拳王」。後者の方が平均獲得枚数は多いので、投資分を捲るために何としても赤7を引きたいところだったが…揃ったのは青7。

■順調にATは継続していくが…

　ATの純増は2.8枚でBATTLE BONUS 伝承の場合、15ゲームもしくは30ゲームの前半パートと4ゲームで行われる継続バトルの2つのパートに分かれている。ATにおいて最も重要なのは前半パートだ。

　前半パートでは、対戦相手にダメージを与えることでステージを上げてATの継続期待度を高めていく。約1/9で出現する炸裂目を揃えることで、対戦相手に与えるダメージがアップしたりゲーム数の上乗せ抽選をしたりしてくれる。そのため、出玉を伸ばすためには1回でも多く炸裂目を揃えられるかがポイントだ。

　1/9と聞くと、大した確率でもないと思えるだろう。しかし、初期ゲーム数が15ゲームの場合、引き当てるのは意外と難しい。筆者も本機を何度か打ったことがあるが炸裂目がなかなか引けずに単発で終わることも珍しくない。一抹の不安が筆者を襲ったが…AT中はいい意味でヒキが偏り、炸裂目が面白いくらいに引ける。

　カットインが発生して炸裂目が揃う瞬間がとても気持ちいい。順調に3セット目まで継続し「このままイケる」と思ったが、4セット目であっさり終了。投資分には全く届かなかったため、その後も打ち続けたが…結局は全ての出玉が飲まれてしまった。

　筆者はパチスロの『北斗の拳』シリーズが得意ではないのだが、今回の実戦でさらに苦手意識がついてしまった。しかし、本機のゲーム性は嫌いではない。近々リベンジしようと思う。

(文＝S.S0083）
<著者プロフィール>
　これまで消防士やWEB制作会社に入社した経験あり。専門学生時代に新聞奨学生のブログを書いたことで文章の魅力に取り憑かれる。現在はフリーランスのWEBライターとして活動中。10代の時にパチスロデビューし、実戦を踏まえた関連記事も作成してきた。最も好きな機種は『学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD』。

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