パチスロも「知り過ぎちゃうと勝てない」？ 最も楽しい瞬間とは…【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.07】

【dustbox「ジョージとユウキのリズムDE 777」Vol.07】

　9月7日にリリースした10枚目のアルバム「Intergalactic」が好調なdustboxのベーシスト・JOJIとドラマー・YU-KIによる当企画の第7回も、SHADOWSのサポートベーシストとして活動中のハヤト氏がゲスト参加。今回は競馬とパチンコ・パチスロとの共通点について語り合った。聞き手は濱マモルが担当する。

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濱「YU-KI君とハヤトさんには、競馬予想の基準ってあるんですか？」

YU-KI「これが俺たち、大体一緒なんですよ」

濱「ほほぅ」

YU-KI「金曜日に枠が発表されるじゃないですか。そこで印を付けてスクショして送ると『一緒だね』って返信が来るんですよ」

ハヤト「ちょっと気持ち悪いよね」

YU-KI「怖いんですよ」

ハヤト「欲しいところが似てるんですよね。あそこ、欲しいなぁってところが」

YU-KI「でも、ハヤトより俺の方が多分、穴党なんですよ」

ハヤト「そうだね。夢見ちゃってる」

YU-KI「結局は買わなかったんですけど、(LINEで)送った買い目に12番人気と14番人気の組み合わせがあって、それが来ちゃったことがありましたよ」ハヤト「相当な穴だったよね。どういう頭してるんだろうって思ったよ」

YU-KI「直感みたいなのってあるじゃないですか。馬体を見て。で、俺は『これは、アブレイズだ』って思ったら、それが来ちゃったんですよ」

ハヤト「だから俺は、その時の衝撃が強すぎて、それからアブレイズが気になっちゃうんですけど………買ったら来ねーの」

濱「わはははは。でも、そういう馬は追い続けた方がいいですよね。買わなくて後悔しないためにも」

ハヤト「そうですね」

全レース、オッズも別に『変わらなくない？』って思っちゃう

JOJI「俺さ、騎手とか馬の名前を覚えられないんだよね」

濱「それ、アタシもです」

JOJI「ルール的なものは分かるんですけど、インスピレーションで決めちゃうんですよね」

YU-KI「でも、地方競馬は得意ですよね？」

濱「地方競馬はほぼ毎日、どこかしらで開催されてますよね」

JOJI「そういう手軽さが好きなんですよね。地方のパチンコ屋でもデッカイところじゃなくて、人がいなくて扉が自動じゃないようなところに魅力を感じるんですよ」

YU-KI「わはははは。手動ドアのパチンコ屋さんなんて、ないでしょ、今時」

JOJI「大きいレースと普通のレースで、なにが違うの？」

ハヤト「やっぱり気持ちが入っちゃいますよね」

YU-KI「知ってる馬が出るんで」

JOJI「なるほど」

ハヤト「ちょっとお祭り的な雰囲気もあるんですよ」

JOJI「あー、だからみんな、競馬場で『うわーっ』ってなるのね」

濱「人気投票で出走馬が決まる、プロ野球のオールスターみたいなレースもありますし」

YU-KI「有馬記念がそれですよ」

濱「あと、宝塚記念もですよね」

JOJI「なるほどね。でも、俺からすれば全レース、オッズも別に『変わらなくない？』って思っちゃうんで、『なんで今、このレースはやらないの？』って考えちゃうんですよ」

濱「まぁわりとアタシもそういうタイプなんですけど、競馬ファンは馬や騎手に思い入れがあるんですよね、きっと」

JOJI「だから俺は名前を見て『これとこれとこれ！』ってインスピレーションで決めて、スパって終われる地方競馬の方が好きなんですよ。まぁいろいろ調べるのも面白いんだろうけどね」

YU-KI「でも、調べすぎちゃってもダメなんですけどね。パチンコもスロットも、知り過ぎちゃうと勝てないし」

JOJI「騎手にも特性があるんでしょ？ でも、そう行かない場合もあるの？」

YU-KI「あります。でも、レース前に『逃げます』って言うこともあるんですよ」

濱「公営競技ってそういう事前インタビューがあるじゃないですか。いつも思うんですけど、あれって信じていいんですかね」

YU-KI「結局、そこで惑わされちゃうんですよ。だから、コメントは見ちゃダメなんですよね。特に調教師のコメントは。なんなら、調教も見ない方がいい。調教が△とかが来ちゃったりするんで」

濱「そうなったらもう、JOJI君の名前で買うっていうのが一番、当るんじゃないかって思っちゃいますね」

ハヤト「そうです。結局、それが一番勝ちやすいっす」

JOJI「でも、ステータスとか全部調べてやる方が面白いとは思うよ」

濱「そうすると土日開催の中央競馬でも一週間、楽しめますよね」

YU-KI「そう。俺は水曜日から楽しい」

ハヤト「予想を決めてる時が一番楽しいんですよね」

濱「それもパチスロと一緒ですよね。データを見ながら予想を立てて、その台に座るまでが一番楽しい」ハヤト「たしかに、実際に打ってる時は流しの作業ですもんね」

YU-KI「座って打ち出すまでは、ホントにワクワクしますもんね」

JOJI「俺からしてみれば、なんでそんなことに時間を費やすの？ ほかにやることあんだろ…って思った時もあるんですけど、これは俺が好きなゲームと同じなんだなって気付きましたね」

濱「JOJI君、ゲーム好きですもんね」

JOJI「俺、ゲームをめちゃくちゃやるんで、『このアップデートで、こういう風になるらしいぜ』とか、『ここがこういう風に変わるんだんぜ』とか、そういうことにワクワクするのと同じなんだろうなって。だから、情報が出た時のワクワク感はちょっと分かりますね」

濱「要するに、自分の中で情報を精査してる時が一番楽しいのかもしれませんね」

JOJI「たしかに、それが一番楽しいのかもしれない」

ハヤト「なんか、いい話みたいになってますね」
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パチンコ・パチスロも競馬も、情報精査中が一番楽しい。彼らの意見が一致したところで、次回はSHADOWSが関わったパチンコ機種について触れていく。