超美麗演出で魅せた「大量獲得A711枚」パチスロ
優秀遺伝子を組み込んだ『花火絶景』が間もなく!
オールドファン期待の新台ミズホの『S花火絶景』の導入が来月に控えておりますね。往年のファンのみならず、幅広いユーザーからも厚い支持を受けるユニバーサル系ブランドのリバイバルシリーズ。
花火絶景は2003年にエレコからリリースされた大量獲得タイプ4号機『花火百景』の正統派後継機種で、その花火百景の前身機はアルゼ(当時)ブランドの中でも20万台という驚異の販売台数を誇った歴史的名機『大花火』(1999年)にあたります。
そこで今回は当時ほとんど触ったことのなかった花火百景の美麗演出とMAX711枚の実力を確かめるべく、僅かな時間ではありますが実戦して参りました。
世界初15インチフルカラー透明液晶搭載
大花火の復刻版といえる花火百景。リール上を透過する15インチ全面液晶を搭載しており、演出面が大幅に強化しています。ゲーム性は基本的に『大花火』を踏襲しており、リール配列や小役構成、獲得枚数に至るまで大花火と同一。
ビッグボーナスの最高獲得枚数も大花火と同じ711枚で、リプレイ外しの方法も同じ。バー絵柄狙いによるビタ押し外しは100%、3連ドンちゃん狙いのアシスト外しであれば75%という点まで同じでした。
ボーナス確率は異なりましたが、大花火や当時のアルゼ機種に多く見られた4thリール(鉢巻リール)を用いた演出やリールフラッシュは液晶上での演出に変更されたのですが、これがまたリアル。まるで本物の花火のような美しさでユーザーを魅了しました。
もちろん演出自体も実に多彩。発生すれば激アツだったプチRTでの連続演出や3連花火は本当に見ものでしたし、伝統のリーチ目も多数。絶妙なバランスで大花火の後継機種たる実力を見せつけたのでした。
約束されていたかのようにヒットマシンの仲間入りを果たした花火百景。しかし意外にもそれは長続きしませんでした。当時は2001年頃から猛烈な勢いでパチスロ界を席巻した爆裂AT機やストックの全盛期です。
それだけでなく、やはり大花火同様にスペック的に甘いことから敬遠するホールも多かった印象。某大手の影響で等価交換及び準等価に変更するホールが急激に増加しつつあったことも影響しているのでしょう。
そういう私自身も、獣王やアラジンAなどのAT機に夢中。大花火はそれなりに堪能しましたが、花火百景を打ったのは数える程度です。そういった意味では、撤去期限ギリギリまで大事に扱うホールの多かった大花火とは対照的といえるのかもしれません。
今回は久々の対面。そこらのゲーセンにも設置がある大花火とは違い、実に約20年ぶりの再会です。それにしても改めて感じましたが良い機械ですね。液晶演出も本当に素晴らしく、最近のパチスロ機にも全く遅れを取りません。
1度だけのボーナスを目標に設定6でプレイしたのですが、約600Gも回してやっと当ったのはまさかのバケ。悲しいです!
リリース予定の花火絶景はAT機ということで賛否が分かれていますが、5号機『押忍番長2』や『新鬼武者』など、4号機時代のストック機から5号機ではART機と生まれ変わりヒットした例も多数あります。
最近はスマスロの話題でいっぱいですが、新時代の花火絶景にも是非期待したいところです。