パチスロ新台実戦「至高のバトルCZ」搭載『月下雷鳴』を彷彿とさせる自力感がアツい!!

　最近は、苦手としていた萌え系パチスロにもすっかり耐性がついてきた電撃しらっちです、こんにちは。今回は先週導入開始されたばかりのパチスロ『ダンまち外伝ソード・オラトリア』（北電子）の実戦です。

　本機は6.4号機ですが、6.5号機同様に有利区間ランプの点灯義務はございません。個人的には有利区間ランプの撤廃は大賛成です。いまだに私の周りにも『有利区間ランプがよく分からん』というオールドスロッターは少なからず存在しますからね。

　有利区間ランプにより設定変更が判りやすい、止め時がはっきりしている等というのは店側にとってもあまり良いことではないように思えます。結局パチスロなんて少しくらい曖昧な部分があって然るべきだと思う訳なのです。

　有利区間ランプのない方が開発側にも自由度が高いと思いますし、ユーザーの期待感も損なわれにくいと思うんです。ホール側だってAT終了後は即ヤメじゃなく追いかけてほしいでしょうし、開発側もヤメにくく追いかけたくなるような台作りをしているはずですから。

　前置きが長くなりましたが、本機のゲーム性についてざっくり説明しておきましょう。スぺックは純増約2枚の差枚数管理型AT機で、萌え系にありがちなまったり遊べるタイプです。原作の世界観を堪能したい方への配慮なのか、萌え系マシンにはそういった傾向が強いような気がしますね。

　周期抽選からのCZ「モンスターバトル市街戦」でAT「ファミリアミィス」を目指すのですが、消化中はベル揃いやレア役で味方の攻撃となるあたりは、私の大好きな『モンスターハンター月下雷鳴』を彷彿させますね。

　しかし、CZすらまともに当らない厳しい展開が続き、5周期目でようやくCZに初当選。それも虚しくバトル敗北で次は9周期目。11周期目がCZ天井とのことらしいですが、もうほとんど天井みたいなもんです。

　777G到達でゲーム数天井となりますが、周期はアイテムなどで短縮されますし、CZ当選でもリセットされるとのことなので、意外と到達は少ないのかもしれません。

　AT突入時はまず、疑似ボーナスからスタート。シングル揃いであれば「ディヴァインジャッジ」、ダブル揃いであれば「ファミリアボーナス」となるのですが、幸運にも止まったボーナスはダブル揃い。消化中は『ハッピーギフトタイム』（ソードオラトリア絵柄揃い）を高確率でストック抽選します。

　このハッピーギフトタイム中は、継続バトルを有利に進めてくれるサポートキャラを獲得できますが、こうやって仲間を集めてバトルしていくあたりも『月下雷鳴』っぽさあって好印象でしたね。なお、ここでは1つのストックを獲得できました。

　ここからは『ダンジョンオラトリア』と『モンスターバトル』が66％以上でループするメインATとなり、初期報酬は50枚以上。ここから伸びてくれることを祈りましたが、まったくダメでした。

　1戦目こそ勝利で継続したものの、2戦目であっさりと敗北してAT終了。これはサポートキャラがかなり大事ですね。サポートキャラとその時の小役の関係性も重要で、やはり自力感のあるATは楽しいです。

　気になる推定設定ですが、周期突入時に出現したエンブレムを見る限り、奇数設定が濃厚。まぁバラエティーに1台しかない機種なので、そもそも設定に期待していませんが。

　とはいえ、設定示唆演出は特定演出や上乗せG数表示、獲得表示枚数など豊富ですし、履歴にも色々とヒントが隠されていますので、うまく活用すると“おいしい台”が見つかるかもしれませんね。

　スマスロ登場間近とはいえ、当面は現行のマシンたちが主流。すべてがスマスロになるのは当分先のことですし、まだまだ頑張っていただきたいものです。