パチスロ「マイナスを抑える」をコツは設定より〇〇〇を意識するべき
前回・前々回※では、高設定をつかむための有効な狙い方について書かせていただいたが、今回は別の視点で「負けにくい立ち回り術」をひとつ紹介したい。
※過去記事
〇【必見! パチスロ設定】入れ方には法則あり?-王道編―
〇パチスロ「高設定」を掴んだ意外な成功例?―設定狙い番外編―
それが“機械割”を意識した立ち回りだ。上級者であれば当たり前のように認知していることだと思うが、筆者の周りを含む初心者〜中級者にとっては「機械割より設定の方が重要」だと思う人が多いと感じる。
機械割とは?
まず機械割とはなにか。計算方法は「払出枚数÷投入枚数×100」と至ってシンプルで、これを求めることができれば機械割と同時に期待収支も求めることができる。
ここでは期待収支の計算方法のみ説明させていただく。たとえば、機械割104%の台を1万回転回すとしよう。
その1万回転に必要となるコイン枚数は1万回転×3枚で30000枚。これに機械割の104%、つまり1.04をかけると払出期待枚数(31200)を算出できる。そしてその枚数からメダルの投入枚数30000をマイナスすれば1200枚という数値が出るが、これが機械割104%の台を1万回転回した時の期待獲得枚数となる。
設定5より設定4を打った方がいい?
「設定4より設定5.6を打つ方がいいのでは」と考える人も一定数いるはずだ。たしかに設定4と設定6であれば、基本的に後者を打つ方が圧倒的に良い結果が出やすいが、場合によっては例外が発生することもある。
たとえば、『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』(ミズホ)の設定4の機械割は106%だが、同じ会社からリリースされている『SLOTタブータトゥー』(ミズホ)の設定4は103%、設定5ですら105.5%と、いずれも絆2の設定4より下の数値となっている。このように設定を相対的にみることで、設定の高低だけにとらわれない効率的な立ち回りができるというわけだ。
ホールで意識すること
設定6が投入されやすいメイン機種を中心とした立ち回りも大事だが、それだけではなく「機械割」も意識してみてはどうだろうか。仮に抽選番号が悪くてバラエティコーナーにしか空き台がなかったとしても、機械割がより高いもの、もっともいえば中間設定の割が高い機種を相対的に選ぶことで勝率は多少あがるかもしれない。
機械割を意識して負けにくい立ち回りをすることは時に大事である。
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