パチスロ「わずかな時間で投資2700枚」の絶望…一発逆転なるか？

文＝ひろ吉

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パチスロ「わずかな時間で投資2700枚」の絶望…一発逆転なるか？の画像1 　ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は4号機で爆発的な人気を誇ったマシンをリメイクして蘇った『アラジンAクラシック』（サミー）について書いていきたい。

　本機は、1セット30GのATを連チャンさせて出玉を増やしていくタイプ。通常時は、主にレア役や通常時100G消化ごとの抽選で移行する「AC高確率」からAT当選を目指す。AC高確率滞在時のAT当選期待度は60％と高く、移行すればそれだけで大チャンスだ。

　通常時、AT中のレア役やATセット開始時には「BIG CHANCE」の抽選が行われている。平均獲得枚数100枚のボーナスで、消化中は成立役に応じてストック抽選、BAR揃い時はストック濃厚となる。また通常時に引いた「BIG CHANCE」終了後はATに移行する。

「アラジンチャンス（以下、AC）」は純増約2.9枚、レア役によるセットストックや終了後に移行する可能性があり「状態」によって連チャンを目指すATとなっている。初当りAC後は基本的に「状態準備」に移行し、25G以内のAC当選で「状態」への移行が濃厚となる。

「状態」は継続率が異なる「ショート（約64％）」、「ロング（約90％）」、「超ロング（約95％over）」の3種類。ロングなら期待獲得枚数は1000枚超えとなっており、「状態」が出玉のカギを握っているといっても過言ではない。

　さらに、AC消化中の宝箱獲得の一部で「SAC（スーパーアラジンチャンス）」に突入する。20～1000G継続し、終了後は「状態」移行濃厚となるため、突入すれば大チャンスとなっている。

　ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

■早い段階のAT当選!!朝一から伸ばすことはできるか!?　

　朝一は、100Gを超えたところで単チェリーを引き、いきなりAC高確率に期待ができる「満月」ステージに移行した。そこから15Gほどでルーレット演出からACをゲット。幸先の良いスタートでかなり助かった。

　しかし、AC中はレア役を引けずに1セット目が終了。その後、すぐに3連チェリー、単チェリーを立て続けに引いてACに当選してくれた。これで「状態」移行濃厚なので「1発目のATから楽しめそうだ」と思っていたのだが…2セットであっさりと終了。獲得は約150枚にしかならなかった。

　全く伸ばすことはできなかったが、初当りは早かったので投資は200枚。「まだまだこれからだ」と思って通常を回していくが、レア役は3連チェリーが多く単チェリーを引けてもAC高確率に移行した気配もない。気付けば800Gハマり。いきなり地獄のような展開になってしまう。

　その後、873Gで単チェリーを引き、「満月」ステージに移行してようやく2度目のACに当選。なんとしても伸ばしたいところだが、残念ながらまたも2連で終了となってしまう。

　ここでやめようか迷ったが「もう少し連チャンさせたい」と思い続行を決意する。早い当りに期待して回していくと、今回は300Gほどで単チェリー3回、すべりチャンス目2回。レア役の引きは良かったが、どれもACやボーナスには繋がらず先ほどよりも深い900ハマりを食らってしまうのだった。

■連続ハマりで絶望…ラストチャンスで大逆転なるか!?　※見出し

　天井（通常時1200G消化でAC当選、さらに「状態」への移行が濃厚）まで行きそうだなと諦めていたが968GでACに当選。「ここで伸ばせなかったらやめよう」と思い、気合を入れてACを開始したのである。

　今回は1セット目終了後、すぐにACに当選してまずは2セット目をゲット。さらに「状態」からの当選が続いてくれて4セットまで継続し「これはロング以上に期待できるのでは？」と期待したのだが…残念ながら終了してしまう。獲得は約300枚。この日の最高記録は、なんともショボい結果となったのであった。
　これ以上続けるのはキツかったので、引き戻しがないことだけを確認してヤメ。投資2700枚、回収200枚、わずか4時間ほどでマイナス2500枚の大負けとなってしまった。