近未来パチスロな『ナイツ』の分析紹介・その1️…ネコ好きにはたまらない!?【ゴトロニの人生4コマスベリ】

　皆さん、うおおおおおおおおお（挨拶）!! ゴトロニです。

　お久しぶりのポイ活報告です。
　今のところ順調ですけど、これから日銀の金利政策方針が引き締めにゾーンに入るのではないかということで、評価額が下がっていくかもしれません。怖いですね。

　そんなところで、今回は前置きをさっさと切り上げて、19コマスベリ目のコラムへ。
　ネタは…過去を振り返るのから脱線して『ナイツ』です。

■リメイク作品と見せかけて「ガン攻め機能」盛りだくさん

　配列、リーチ目、演出、サウンドを完全再現という触れ込みで、最近デビューしたのですが、超絶大マジで物凄くナイツしています。

『L北斗の拳』が北斗の拳していると言えるのならば、それ以上にナイツしているという理論が成り立ちます。

　てか、それだけじゃありません。
　本当に凄いマシンでした。

　そんなわけで、完全に緊急報告回でとなります。
　ご了承ください。

　ちなみに、初代ナイツのことを知らなくても普通のボーナスタイプマシンのように打てるし、超楽しいので見つけちゃったら必ずプレイしてください。

　それがナイツ普及委員会からのお願いであります。
　何しろ、導入台数が全国で200台と言われている代物なので。
　200台じゃいくら人気があっても成功とは言えなくないですか？

　真の成功の域まで引き上げるには、まぁスマスロでもないこともあるので、現実的には5000台なら偉業達成級かなと思いますが、とにかくそのためには皆さんの協力も必要なのです。

　よろしくお願いします。

　さて、その多大なる協力を得るために、ナイツのゲーム性から順を追って紹介していきましょう。

　とはいえ文字だけの説明になってしまうので、要点だけ掻い摘むと
　①ボーナスは擬似ボーナス
　②特殊1枚役を中心とした一発抽選のみ
　③配列は初代そのまま
　④リーチ目もかなり初代再現
　⑤ボーナスはBB中のナビがないチャレンジBBとフルナビのハイパーBBのツインBB方式
　⑥両BB中はナビ権利を獲得できるが形式が少々異なる
　⑦キャンドルランプ点灯中にボーナスを引くと100％ハイパーBB
　⑧ボーナス（AT）は3種のビッグ絵柄を揃えて（揃って）スタート
　⑨入ったと思ったらフライングベット機能を使ってボーナスを揃えることが可能
　⑩通常時は左リールから止めるのを推奨

　以上10点を理解していれば問題なくプレイできるかと思います。
　10点は多いか…でも、どうしても覚えておくべきは②⑧⑨⑩の4つですから。

　①に関しては、初代と違って擬似ボーナスなのが残念であり勝手が違うところなんですけど、そこら辺はべらぼうに上手く作られていて「非常にナイツ」です。

　普通のボーナスマシンのように打てちゃいます。
　すげーぞ、山佐の本気!!

小役ナビの復権記念機とも言えるんですよねぇ

　で、そもそものナイツ。
　この機種はいわゆる出目マシンの位置づけなのですが、ハナビのようなギッチギチリーチ目マシンというよりは、大まかな制御と多彩な予告演出やチャンス演出、そしてバウンドストップによる組み合わせを楽しむタイプ。

　予告はレバーONで、バウンドストップやリール消灯（点灯？）は後付けとなるので、どこからでもボーナスのチャンスが起こり得ます。

　このようにリールでの出目は「は？」というハズレ目でも、演出を伴えば『入り（「はいり」と読む）』が決まる…そんな具合にハァハァするパチスロなのです。

　小役ナビもガンガンハズれてボーナスが当るので、小役ナビの復権記念機とも言えるんですよねぇ。

　それにしてもリプ、ランプ、そしてチェリーはいいとして、スイカナビはイチャモンをどうやってクリアしてんだろ？ あと、バウンドストップも…あ、言っちゃっていいのかな？ まぁ、ゴチャゴチャうるさいルールがあるんですけど（この記事が消えたらそういうことなので、その時はご賢察ください）、ナイツの人気が出ると小役ナビの復権も見えてくるので、あんなマスィーンやこんなマスィーンが完全復活するという目も出てきます。

　ここだけで本機が担っている意義がいかに大きいかが分かっていただけると嬉しいです。

　そして、ボーナスが入ったと思ったらMAXBETの横にある小さなBETボタンを押しましょう。

　これがフライングBETであり、機能としてはMAXBETなのですが、こちらは必ず擬似遊技→本遊技となる魔法のボタン。

　この後は以下のように分岐します。
　1）実は入っていなくて擬似遊技でハズレ目が止まって本遊技へ
　2）入っているも擬似遊技でボーナスを揃えられないとリーチ目が出現して本遊技へ
　3）入っていて擬似遊技でボーナスを揃えてor揃ってATがスタートし、本遊技へ

　これがフライングBET機能と呼ばれるものの正体です。
　有効時はリール左上のフクロウが点灯するので分かると思います。

　既にお分かりかと思いますが、入っていないのに1）のフライングベットでプレイしてもペナルティはありません。
　何しろ擬似遊技ですからね。
　擬似遊技はあくまでも演出の一環、そこに「有利不利が発生してはいけません」。

　なので、「ナイツのことは全然分からんから毎ゲームフライングしちゃえばいいじゃん」というゲーム性をぶっ壊すパワープレイも可能ですが、それは無駄な時間が激増する懲役スタイルへ自ら飛び込む愚行。
　悪いことは言わないから、やめようね。

　2）は揃えられないと、まさかのゲーム進行となります。
　似たような仕組みでサミーの『ハードボイルド』がありますが、こちらは揃えられない場合当該の擬似遊技を繰り返します。

　んで、確か5回目の擬似遊技で強制的に対象ボーナスを揃える仕組みだったのですが、この手の機種はこれが限界でした。

　擬似遊技を抜け出すには自力でも強制でも、1G内のリール上でボーナス揃い表示をもって終了するのがポイント。

　そんなわけで、ナイツではだいぶ違いますね。

　リーチ目を拝みたい時は敢えて揃えないというのもいいのですが、本遊技パートでは基本的にボーナス非成立系の出目が止まるので注意しましょう。

　当り前ですけどね（「入っている」演出の方は告知まで行う）。なお、引き延ばせる猶予は実戦上最大5ゲームです（当選ゲームでAT発動までのゲーム数を抽選している）。

　んで、問題なのが実は3）。

　AT発動ゲームよりも先にボーナスを揃えたところで、ATは発動しません。
　内部で決められたゲーム数を消化するまで待つことになります（1ゲームが選ばれた場合、即発動もあるけど）。
　それがスタンバイ状態。

　つまり、ジャカジャカやられてもすぐにはナビんないわけです。
「は？」となるかもしれません。
　いや、普通はそうなるでしょう。

　でも、先程も書きましたが、擬似遊技の結果で「有利不利が発生してはいけない」だから当然です。

　ここまでが従来のパチスロの限界だったのですが、ここからナイツが加速します。

　まず、ボーナス中は純増8枚超という高速増加仕様であり、ハイパーBB中はザックザクに増えていくのですが、それを通常時は⑩で抑えこんでいるわけです。

　しかし、その枷を外しているのがこのスタンバイ状態。
　敢えて詳しくは言いませんが、律義に推奨ルールを守っている場合じゃないですよ？
むしろ左から止めるなんて逆に損ですよ？

　そう、スタンバイ状態はオトナタイムなのです。
　スタンバイ中にちょい悪（死語）な押し方をすると少し増えるのです。

　現実には、中右1stからの押し順4択と左の色の3択を当てないといけないので、劇的な効果は見込めませんが、それでも上手くスタンバイすることで設定1でも100％を超える機械割になるとのことで、できる限り急いでオトナしちゃうしかありません。

　ここにフライングベットでささっとボーナスを揃える意味が出てくるという塩梅です。いやぁ、メチャクチャよく考えられていますね。

　この発展形としては、スタンバイというオトナタイムを100Ｇとか有利区間ギリギリまで引き延すような台を作れば…おっと、文字量がとんでもなく多くなってしまったので、今回はこの辺にしておきますか。
ビッグ中の消化方法やプレイでの注意点とかは次回にでも。

　最後に今回から追加された「黒猫チャンス」時の写メでお別れしましょう。

　本当はPUSHボタンを押さないといけないんですけど、完全に忘れていますね。
　何も揃わずで興奮したものの、本当にドハズレでした。

　現場からは以上です。
　期待度何％なの、これ？