「MAX1,000G」のプレミアムモードで大量出玉を創出… オリジナルキャラが活躍するボナ+RT機【パチスロ5号機回想】

　オリジナルキャラたちによる学園ドラマ。そのポップな演出からライトな仕様と思われがちだが、2007年12月に登場したオーイズミの5号機『名門！夢色学園生徒会』は、ボーナス・チャンスゾーン・RTの「ドリームループ」が大量出玉を誘発する、当時の中では激しい出玉性能を有するマシンのひとつだ。

　搭載されたボーナスはビッグ、REGの2種類で、それぞれ約237枚、約102枚の獲得が可能。「ストーリーモード」と呼ばれる1G純増約0.7枚のRTは60G継続の完走型で、このRTへはチャンスゾーン中にリプレイよりも早く「リプレイ・リプレイ・ベル」を引き当てられれば突入する。

　チャンスゾーンへの移行契機はボーナス終了後、通常時の「ベル・リプレイ・ベル」入賞、RT終了後の3つ。RTのループ率は約50％を誇るので、ボーナス→チャンスゾーン→RT→チャンスゾーン→RT→ボーナス→チャンスゾーン→RT…といった展開も珍しくない。ちなみに、各種リプレイ出現率は状態別で変化し、ビッグ終了後のチャンスゾーン中は超高確率でRTへと発展。RT中のボーナス期待度は約20％～25％とされている。

ボーナス終了後1G目に再びボーナスを射止められれば…

　加えて、本機はボーナス終了後1G目に再びボーナスを射止められれば、「プレミアムモード」と銘打たれたRTが発動。このRTは1,000G継続し、無論、終了後はボーナスがスタートすることから、最低でも一撃800枚以上の出玉が約束される。

　ボーナスとの重複対象役はチェリー、「ベル・リプレイ・ベル」、チャンス目（一枚役）、オレンジの4種類で、最も期待度が高いのは2回に1回の割合でボーナスへと繋がるチェリー。チャンス目からのボーナス当選期待度は15.6％～19.9％と設定に準じて高まる。

「夢色学園」を舞台とする液晶演出には、校庭で歌う「なつめ」の肩に止まる小鳥の色で小役がナビされる「なつめ演出」、液晶の巻物が開く「巻物演出」、液晶の時計役物で期待度が示唆される「時計役物演出」、試験管の色がポイントの「くりお演出」などがあり、「虹演出」は「名門！」「夢色学園」「生徒会」と順にメンバーが登場→ポーズが決まればボーナス確定。連続演出は「恐竜の卵をGETしろ」「忍者の巻物をGETしろ」「幻の毛生え薬をGETしろ」の3つで、チャンスアップパターンの発生は文字通り、チャンスを迎える。

　ビッグ終了後のチャンスゾーン中は好みでキャラの選択ができ、そのキャラに応じたストーリーが展開される。演出成功でRTへと突入し、RT中もそれぞれの物語を楽しめる。