チェリー前兆から無限RTがアツい！ パチンコでもお馴染みの「超ビッグタイトル」がパチスロに【パチスロ5号機回想】

　歌姫再臨。2024年1月9日、大一商会のパチンコ『P中森明菜・歌姫伝説～BLACK DIVA極～』がホールデビューを果たした。

【新台】高突入×高継続「極ロングST」スぺックで伝説ふたたび！ ファン待望の大人気パチンコ最新作がまもなくデビュー

　スペックは大当り確率319.6分の1のSTタイプで、「SUPER DIVA BONUS」は10R約1,500個、「DIVA BONUS」は7R約1,050個獲得後にSTへ突入。「REGULAR BONUS」は7R約1,050個獲得後に時短120回の「チャンスタイム」へ移行し、ここでの引き戻しを含めたトータルST突入率は約72％となる。

　STは144回で、この間は91.7分の1で大当り抽選が行われる。継続率は残保留4個込みで約80％。ここでの大当りは90％で10Rに振り分けられることから、ヒキが伴えば瞬時に大量出玉を獲得できる(10％は2R約300個)。

中森明菜をフィーチャーしたマシンはパチスロでも登場していた

　周知の通り、大一商会は「歌パチ」の製造に定評があり、中でも2006年の『CR中森明菜・歌姫伝説』以降から続く同シリーズは大人気。多くのファンがプレイしただろうが、一方で、パチスロとしても中森明菜をフィーチャーしたマシンがあったことをご存じだろうか。そのタイトルは『中森明菜スロット伝説』。5号機時代の2008年3月3日に登場した、4段階設定のボーナス＋RT機である。

　搭載されたボーナスはビッグ、REG、スモールの3種類で、それぞれ純増枚数は約210枚、約75枚、約40枚。ビッグ終了後は50GのRT、REG及びスモール終了後は次回ビッグまで継続するRT「LIVE RUSH」へ突入し、いずれのRT中も1Gあたり約0.4枚の増加が見込める。

　これだけだと当時にありがちな普通のマシンと思われるだろうが、本機はスモールの絵柄組み合わせが「リプベル・ベル・リプ」と特殊で、しかもボーナス突入告知もなし。つまり、あたかも通常時のような状況でチェリーが揃い続けるので、表面上はチェリー前兆からロングRTへ突入したように見えるわけだ。

　もちろん、演出もしっかりと作り込まれており、通常時は背景や中森明菜の衣装を変化させながら様々な演出が発生。たとえば「飛行機演出」はラインの色、「気球演出」は気球の色、「モニタ演出」は残った小役で小役がナビされ、虹色や「チャンス」の文字による期待度示唆もある。

　連続演出の「ルーレット演出」は最大3G継続し、継続するほど期待大。「少女A」「十戒(1984)」「DESIRE～情熱～」などステージによって異なる曲を歌い、その曲に応じて演出の展開も異なる。

　また、ビッグ中も中森明菜が歌いまくりで、ビッグが50G以内に5連チャンした場合は「GAME」が選択可能に。LIVE RUSH中にも専用演出が用意されている。