『初代北斗』を彷彿とさせるバトルボーナスを再現！ 先代よりも大幅パワーアップ「最大3,000G継続」のRTマシン【5号機回想】

• 目次
• 『天覇の章』がパワーアップして再デビュー
• スペック

　ケンシロウではなく、主役はラオウ。5号機時代の2007年に登場した『パチスロ北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章』は、「覇王モード」と呼ばれる独自のRTシステムで、初代を彷彿とさせる「バトルボーナス」を再現した。

『パチスロ北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章』

　主なRT突入契機はボーナスで、純増約225枚のビッグ、純増約104枚のミドルボーナス共に、終了後は例外なくRTがスタート。RT終了条件は500G消化、ボーナス成立、チェリー入賞の3種類で、「ラオウステージ」と「死闘演出」が1セットでループするRT中は、ループ抽選に当選し続ける限り、成立したチェリーが完全ナビされる。

　よって、このナビに従って赤7or北斗絵柄を狙い分ければRTの延命が可能。ループ抽選に漏れた場合は自力勝負となり、スイカor1枚役成立時はナビ復活抽選が行われる。

　RT継続率は50％・60％・70％・80％・90％・95％の6段階で、その振り分け割合はボーナスの種類、ボーナス成立時の内部状態、設定などで変化。内部状態にはLOW・MIDDLE・HIGHの3種類があり、主にスイカor1枚役成立を機に昇格抽選、リプレイ成立時に転落抽選が行われる。

『天覇の章』がパワーアップして再デビュー

　2008年にデビューした『パチスロ北斗の拳2 ネクストゾーン闘』は、そんなマシンのパワーアップバージョンで、RTは1Gあたり約0.5枚減から0.05枚増に改良。最大継続ゲーム数も3,000Gまで増えており、ナビが続けば、ほぼ次回ボーナスまで継続する。

　ビッグの純増枚数も約264枚まで増加。ベルの払い出しも9枚から13枚となり、通常時のコイン持ちも大幅に上昇した。

　これらにより、出玉感は先代を凌駕。初代『パチスロ北斗の拳』に匹敵とは言わずとも、首尾よく高設定を掴めれば終日で5,000枚以上を吐き出すことも珍しくなかった。

　演出は先代を継承しており、小役ナビやラオウとの対決など、あらゆる場面で南斗五車星が活躍。シュレンとの対決は大チャンスで、ヒューイは対決に発展した時点でボーナスが約束される。

　もちろん、原作における大きな魅力のひとつである感動の名シーンも多数採用。増えるRTだけに、死闘演出での攻防もより一層、アツくなった。

　通常時は初代と同じく中押しでの消化がオススメで、まずは中リール枠2コマ上～上段にユリア絵柄を目押し。スイカが中段に停止した時のみ、左＆中リールにもユリア絵柄をフォローするだけで、成立役を限定できる。

スペック

■ビッグ
〇設定1：407.1分の1
〇設定2：387.8分の1
〇設定3：374.5分の1
〇設定4：358.1分の1
〇設定5：343.1分の1
〇設定6：327.7分の1

■MIDDLE
〇設定1：799.2分の1
〇設定2：780.2分の1
〇設定3：753.3分の1
〇設定4：712.3分の1
〇設定5：689.9分の1
〇設定6：655.4分の1

■ボーナス合算
〇設定1：269.7分の1
〇設定2：259.0分の1
〇設定3：250.1分の1
〇設定4：238.3分の1
〇設定5：229.1分の1
〇設定6：218.5分の1

■機械割
〇設定1：98.8％
〇設定2：100,8％
〇設定3：102.8％
〇設定4：105％
〇設定5：107.2％
〇設定6：109.7％