【パチスロ4号機】飛び出せCT機前哨戦!! ベスト機種とワースト機種を発表!?【ゴトロニの人生4コマスベリ】
体重は減らないのに資産は減っていきます
はい、メシウマのカリスマ、ゴトロニです。
日経平均株価が907円も上がる日に、その値を下げる銘柄をガッツリ握っております。何をやっているんだかと思いますが、これがリアルです。配当、たくさんくれ~。
ってことで、前回は4号機のCT機のトップを飾った2機種を振り返ってみたのですが、今回はその続きをちょっと。
先に言っておくと、CT機は一ジャンルを築くことには成功しますが、思いの外早く廃れます。また、しっかりとした人気が出るようになるのも時間がかかり、『アステカ』の登場まで待つことになります。今回は、マンクラからアステカまでの間に出た3機種を思い返していきましょう。
インパクトならあの星人の出番
①『エスプ』(ミズホ)
エスプは当時として破格の操作性を誇るユニバ系の筐体でプレイできたCT機。マンクラの操作難に辟易した人がエスプに流れてきたのを思い出します。各リールに配置された3連絵柄は視認性も高く、CT中の枚数増やしや現状維持に大活躍しました。序盤のCT機では一番プレイしやすかったでしょう。
ただし、その3連絵柄はリーチ目的に活躍するのかしないのかよく分からない塩梅で、個人的にはリール回転中に大変目障りとなり、あんまり好きじゃなかったですね。「パチスロの同一3連絵柄は禁止にして欲しいなぁ会」が生まれた日でもありますね。会員は私しかいませんが。
ちなみに、必勝ガイドの企画で盛り上がった「オマエダ星人」は多くの人々の記憶に残っていると思いますが、良かったのはそこまで。マンクラよりも先に姿を消していきました。悲しいね。
②『ダブルウルフVCT』(ネット)
え~、ST機初期で一番のデキは間違いなくコイツです。通常時の制御は正直微妙というよりも鰻という感じで、ぬらぬらと掴みどころがない印象。
しかし、各リールのどこかにウルフ絵柄が止まってさえいれば、どんな停止形でもボーナスが当っていたり、当っていると思ったら当っていなかったり、どうせ当っていないんだろって思っているとやっぱり当っているという絶妙なバランスの信頼度を誇りまして、とにかくよくわからないけど面白かったんですよね。CT中も増やしや維持がだいぶ簡単になり、地味に人気がありましたっけ。
そして、前作にあたるクロスCTで採用されていたバケはリストラ。不評だったから急遽外したのかなと当時は思ったのですが、その2ヶ月…微妙な範囲ですな。最初から不採用だった気がします。でも、慌てて外して申請したって噂も聞いたんですよね。
③『クラフト』(尚球社)
名誉のために名前を出すのを憚るくらいのデキ…それがクラフトくんです。今なら世界的に超有名なゲームソフトっぽい名前でして、英語表記だと「CRAFT」。頭のCとお尻のTでCTというなかなか洒落てはおりました。
さて、何がアレなのかというとですね…いいですか、気をしっかりして読んでいってください。まず通常時はボーナスが成立すると7セグが回り、7ならビッグで…というところはクラフトのおよそ半年前にデビューし、人気を博した『スーパージャックポット』らしくて良かったんですよ。完全告知機が好きか嫌いかというハードルがあるにせよ、もちろん機種の個性としては是だし、今ならはむしろ人気獲得間違いなしだと思います。
思いますが、肝心要のCTが大問題。一応、役構成上12枚の払い出しがある3連チェリーは持っているものの、それ以外はあって3枚まで。12枚役のチェリーはCT制御にて親が死んでも絶対に交わします。つまり、一旦減らした分は目押しで増やすことは二度とできません(CT中のバケ成立などの部分は省きます)。
もうこの時点で相当キツいんですわ。だって、CT機能を楽しみたくて座っているんですからね。そして、よしんばフリー打ちでメダルが減りづらいならCTで維持しつつ次のビッグを待つという感じで打てると、そうなるわけで、というかそういう触れ込みだったのですが、実は目押しをしないとモリモリ減ります。これがトドメ。
整理しましょう。
CT機はその機能のためにAタイプでの採用は不可、即ちビッグの獲得枚数が抑えられているのです。そこがアイデンティティの出発地点。にもかかわらず、CT中にメダル増やすことはバケの連打以外不可であり、目押ししないと現状維持どころかゴリゴリ減る上に、特段ボーナスが当りやすいわけではないというスペックでした。何かいい例えはないかと思案したのですが、私のようなボキャ貧では思いつきませんでした。ともあれ、しくじり先生で扱われるのは必至という仕上がりであり、設置自体が伸びませんでしたね。合掌。
パチスロ史を探ると、CT機というのがあってぇ~みたいな感じでそれなりに凄そうな印象を持つようになっていると思いますが、新設された当初はコンドル等の技術介入機で目押し力を鍛えてきた人たちが物珍しさもあって参加したものの、なんかスカッとしないことに加えて、目押しが面倒くさいだけという評価にとどまったという感じ。恐れずに言えば、『ウルトラマン倶楽部3』と『ダブルウルフVCT』が及第点を上げてもいいかなという水準だったことは覚えておいてくださいね。まぁ、それでも新しいジャンルの最初としては妥当ではあると思いますが。
それでは次回もよろしくお願いします。
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