フル攻略で「設定1でも出玉率100%越え」マシンの遊技でシメた素敵な1日【ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』第90話:先週の出来事】
ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』
■第90話 先週の出来事
<目次>
先週の日曜日(6月23日)まで、吉祥寺にある「GALLERY ZENON」において、北条司先生の個展が開催されていました。
これは、北条先生の代表作の一つである「シティーハンター」が来年の2月で連載40周年を迎えるにあたり、デビュー作から連載・読み切りまでほぼ全編を網羅した原画展なのです。
私が北条先生のファンだと知っているライター仲間のガル憎さんが、原哲夫先生のツテで入手した招待券を譲ってくれたので(ガル憎さんが漫画版・北斗の拳の公式親善大使であることは有名ですね)、せっかくだからご厚意に甘えさせて頂きましたよ。
私が吉祥寺に降り立つのは随分と久しぶりです。吉祥寺といえば、昔は多くのパチンコ店やパチスロ専門店がしのぎを削っていた激戦区であり、4号機時代にはデータ取りやプライベートで何度も訪れた街でしたが、P-worldで調べると今やホールは2店舗しか残っていません。これも時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、セピア色の記憶が甦り、なんとなく寂しい気分になりました。
そんなことを考えつつ、吉祥寺駅の北口を出て右方向に向かいます。昔は総武線のガード下にも何軒かパチンコ店が入ってましたが、今は静かな街並みに姿を変えてます。しばらく歩いて行くと、右手に「GALLERY ZENON」の看板が見えてきました。
でもって、こんなPOPがありましてね。
触っちゃダメよ…ってのは当然として、驚くことに作品の写真撮影は許可されてたんですよ。それゆえ、平日にもかかわらず来場したファンの皆さんは、例外なく黙ってスマホのシャッターを切り続けています。もちろん私も全ての展示物を写真に収めました。
■本当に素晴らしい個展でした
それで、当コラムでもカラー原画の写真を掲載しようかと考えたんですけどね。「個人的・非商業的使用に限り撮影可能です」という一文が引っかかったのでヤメました。このコラムは私のアンソロジー的な昔語りや日記のつもりで書いていますが、商業的な使用だと突っ込まれたらちょっと面倒ですからね。
なので、生原稿やカラー原画を掲載するのは断念。これくらいなら問題ないでしょ…というわけで、ギャラリーの入り口にあった北条司先生のサイン、キャッツ・アイのフィギュア、シティーハンターのアクスタ、それに冴羽りょうモデルの「コルト・パイソン」の写真だけ掲載することにします。
■シメに北条先生が原作のパチスロを打つ!
でもって、北条司展を存分に堪能した私が千葉の自宅に帰り着いたのが午後7時。北条先生の個展を楽しんで満足したはずなのに、なんだか少し不完全燃焼な気分なんですよ。
それで私はとあるホールに車を走らせました。ここには滅多に来ることがないのだけど、実はバラエティに1台だけ『Sキャッツ・アイ』が生き残ってるのよね。そう、せっかく素晴らしい個展を堪能したのだから、シメに北条先生が原作のパチスロを打っておかなきゃ!
まぁ、今どきのキャッツなんて設定1に違いないし…というか、仮に私が店長でも設定1で放置するだろうし、勝負の方は適度に遊んで飲まれてヤメたのだけど、なんとなく充実感を得られたからまぁいいか。
てゆーか、どうせなら5号機の『キャッツ・アイ-コレクション奪還作戦』がスマスロで復活してくれないかなぁ…。実はこの機種、私が最後に「差枚数」で万枚オーバーを達成した機種なんですよね。
いろんなメーカーさんから「名機復活」を謳う機種がデビューしているし、そろそろ私の大好きなキャッツ・アイに順番が回ってきても良いのでは?
親愛なるオリンピア様、ぜひともご一考をお願いします。