パチスロの「新たな可能性」を切り開いた名機… 「斬新な演出」「甘いスぺック」で大ヒット!!

当サイトで好評の、パチンコ&パチスロの「名機」特集。今回は、パチスロ「4号機屈指の名機」を振り返った「電撃しらっち」氏のコラムを改めて紹介したい。
■A400タイプ4号機『ハナビ』
今回は、当時アルゼのA400タイプ4号機『ハナビ』(1998)を取り上げてみたいと思います。
以前、4号機屈指の名機として『クランキーコンドル』を取り上げましたが、このハナビも名機中の名機。決して軽々しく“名機”と言う言葉を使っているわけではなく、誰が何と言おうとパチスロ史にその名を刻む「歴史的名機」であることには間違いありません。
いやはやしかし、この時代のアルゼといえば、本当に優良機種・人気機種だらけでした。『ハナビ』『コンドル』『サンダーV』シリーズなど、多くの機種がリメイクされていることからも、その事実がうかがい知れると思います。
『サンダーV』で生まれた三連ボーナス絵柄は『ドンちゃん』シリーズにも採用されました。今ではユニバーサルの“アイコン的存在”となった『ドンちゃん』も、『初代ハナビ』の誕生とヒットがなければ、これほどのロングシリーズに至っていなかったと思います。
花火をイメージした「斬新なリールフラッシュ」と「リーチ目の織りなすゲーム性」が非常に秀逸で、技術介入要素は『コンドル』よりも容易に。また、リール始動音がリール回転のスタートよりも遅れるという、バグによる偶然の産物でもあった「遅れ」演出もファンから大好評でしたね。
この遅れが発生すると、成立フラグは「チェリーorボーナス」に限定され、左リールにチェリーが止まらなかった時点でボーナスが確定。図らずも激アツ演出に昇華してしまったわけですが、これ以降、リールスタート時の演出という新たなジャンルが生まれ、パチスロ界に広く認知されることになりました。今では多くの機種で採用されており、すっかり定番の演出となっています。
■「甘いスぺック」も大きな特徴!
「斬新な演出・美麗出目に加え、目押しは簡単。そしてスぺックは甘い!」そんな機種がヒットしないわけがないでしょう。

もちろん、いまの機種のような液晶演出はありません。本機以前のパチスロと何が違うのかといえば、パッと見ではリールが光るようになっただけ。それだけのことなのに、これまでのパチスロよりも数倍、数十倍面白く思えたのですから不思議なものです。
その後は『大花火』や『ドンちゃん』シリーズなど、多くの後継機や派生機種がリリースされ、現在に至ります。
パチスロの新たな可能性を切り開いた名機『ハナビ』。ユニバーサルの中心機種となった、この『ハナビ』シリーズの動向から目が離せません。
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