パチスロ「初のMAXBETボタン」搭載機…ヒキ次第で「獲得枚数が5段階」に変化!【名機列伝】

パチンコ・パチスロの名機を振り返る本企画。今回は「期待値方式」を3号機時代に初搭載した画期的なマシンを改めて紹介したい。
■ヒキ次第で獲得枚数が5段階に変化
ビッグボーナスの獲得枚数を、常に360枚前後となるように機械内部で微調整が行われる純増方式。この純増方式は1.5号機時代から採用され、3号機時代まで続いた。
一方、4号機からは期待値方式が義務化に。通常時と同じく完全確率抽選でゲームが進行し、獲得枚数にバラツキが生じるようになった。これにより、目押しによる技術介入「リプレイハズシ」が誕生したことは周知の通りだ。
1991年にデビューした尚球社の『ミラクル』は、そんな期待値方式を3号機時代に初搭載した画期的なマシン。なんと、プレイヤーのヒキ次第で獲得枚数が5段階に変化するのである。
本機における期待値方式のシステムは、4号機のそれと同じく完全確率抽選。ただし、小役ゲーム数は10・15・20・25・30と5G区切りで分けられており、内部で均等な振り分け抽選が行われた後に当選したゲーム数で必ずボーナスインする仕組みで、4号機とは違って「パンク」が発生しない点が最大の特徴と言える。
詳しく述べると、まずビッグボーナスが始まると小役ゲーム0~3G内に1回目、続く小役ゲーム0~3G以内に2回目のボーナスイン。
3回目の小役ゲームに突入すると、それまでの小役ゲーム数を問わず累計10G目に振り分け抽選が行われ、「0」が選ばれれば即インで平均377.7枚(10+0=小役ゲーム数10G)、「5」が選ばれれば平均434.5枚(10+5=小役ゲーム数15G)、「10」が選ばれれば平均494.3枚(10+10=小役ゲーム20G)、「15」が選ばれれば平均548.2枚(10+15=小役ゲーム数25G)、「20」が選ばれれば平均605.0枚(10+20=小役ゲーム30G)の出玉を獲得できる。
肝心のビッグボーナス確率は設定1:324.0分の1~設定6:240.0分の1、REG確率は設定1:426.0分の1~設定6:343.0分の1。機械割は設定1:95.0%~設定6:113.0%とされている。
■「MAXBETボタン」を始めて装備

また本機は、今では常識の「MAXBETボタン」を始めて装備したことでも有名。ボーナス絵柄も視認性を重視したデザインで、ビッグボーナス消化中は右リールに黒い塊を狙うだけで誰でも簡単に消化できる配慮も施されている。
このように時代を大きく先取りした本機だったが、この期待値方式は射幸心を煽るとの理由で禁止に。それに伴い、同社は後継機として合計小役ゲーム数を「20G」に固定した『チャレンジマン7』をリリースした。
PICK UP NEWS
Ranking
23:30更新【速報】スマスロ新台『北斗の拳 転生の章2』始動!!
【パチスロ「万枚」突破率ランキング】新台導入後も「変化」なし⁉
【速報】初代『吉宗』スマスロで復活!「711枚×1G連」宣言に期待の声が続出!!
- 【スマスロ北斗・新重要数値】朝イチの天国or本前兆スタートは「高設定」に期待
- 【サミー】6号機の大ヒット機『カバネリ』の”スマスロ仕様”が展示され話題!
- AIがあなたの牌譜を解析し、最適打牌を提案。雀力向上をサポートします。
- 新台『東京リベンジャーズ』・「甘さ」も魅力のスマスロ『ディスクアップ』などサミー機へ高まる期待!!
- スマスロで「26000枚超え」の偉業を達成…「なぜコンプリートが発動しない?」などユーザーの間で話題に
- 【速報】パチンコ新台『北斗無双5』始動!「シリーズ最高傑作」を期待する声も!!
- 「万枚」続出のストック機に対する「デキレ完全払拭」の回答が話題!【SANKYOスマスロ】
- 【緊急速報】パチスロ演者「ティナ」の復帰に大歓喜!「休止した理由」を初めて語る