パチスロ設定1でも出玉率100％！ ドリームスペック開発・名物メーカーの「革命」的な企画へ迫る!!

「オーイズミHP」より

　10月より3000枚リミッター（有利区間1500Gまで）が搭載された、5.9号機へ完全移行するパチスロ業界。さらに7月11日に風営法施行規則の改正案が公開されたことにより、出玉獲得性能が見直された6号機時代へ突入することが決定している。

　旧基準機に関しては、2017年12月に30％未満にする旨が決定。今後も減台されていくことは間違いないが、先行きに関しては不透明となっている。ホールの主軸である旧基準機が、突如として撤去される可能性もゼロではない。

　パチスロ業界は、かつてない不安定な状態にあると言えるだろう。そのような状況で求められるのは、好転させるための動きだ。「業界のために」という強い思いで「何をできるか」が重要になってくる。

　そんなアツい思いを胸に、行動を起こしたメーカーが存在。パチスロメーカーのオーイズミより9月に導入される新台『乱嵐エイサーver.100』が、業界内で大きな話題になっている。

　2016年に発売した『乱嵐エイサー-30』のシリーズ機。ゲーム性は前作と同様だが、スペック面は大きく変更されている。最も注目を集めているのは、設定1でも100％となる出玉率だ。

　設定1でも出玉率が100％を超える。そんな「負けづらく遊べる」という側面は、多くのユーザーに受け入れられそうな気配だ。台を吟味しなくても短期勝負なら気楽に座れる本機が、ホールの「憩いの場」になる可能性もあるだろう。

　ただ『乱嵐エイサーver.100』が話題になっている理由は、「ユーザー寄りの新機種だから」というものだけではない。全日本遊技事業協同組合連合会（全日遊連）へ、低価格遊技機として提案している点にあるようだ。

「以前よりオーイズミさんがホールの喜ぶ値段で、ユーザー寄りの出率設計値になる台を発売するという噂はありました。設定1の出率が100％というのは、まさにユーザーに寄っている造りですよね。そんな台を新機種として出してくれる点を、喜ぶユーザーはいると思いますよ。この暗い状況を好転させる取り組みとも言えるでしょう。

　あとは何といっても値段ですよね。今のパチスロ機は、ある程度の台数を購入したりしなければ40万円以上するとも言われています。中小の店にとっては大きな負担です。入れたくても、入れられない場合もあるでしょう。しかし、この『乱嵐エイサーver.100』の販売価格は、何と1台19万8000円ですからね。4台以上の場合は台あたり14万8000円と発表されています。ホール側としてはありがたいですよね。業界を救う、素晴らしい取り組みだと思いますよ」（パチスロライター）

　業界の動向を意識しながら、ユーザーやホールにとって”最善”と呼べる提案を模索し続けるオーイズミ。今回の『乱嵐エイサーver.100』で行った提案は、業界の未来へ影響を与える可能性も十分にあるだろう。「業界のために」という強い思いを持つ同社に、今後も注目していきたいところだ。