パチスロ6号機で「爆裂AT機」復活に問題？ 販売スケジュール未定も高まる期待……【パチスロ6号機の展望・メタ斬り座談会】

　不朽の名作『ディスクアップ』（サミー）が「激甘」攻略機で登場！ 新システム「HYPER RT」第1弾『パチスロ 天元突破グレンラガン極』（スパイキー製）もデビューするなど、6月もパチスロ分野は大いに盛り上がりそうです!!

　その一方で新規則の「6号機」に関しては、販売スケジュールが明確になっていない不安な状況ですが……。ユーザーを興奮させる「激アツ」情報が浮上！ ゲーム性の広がりに期待できる6号機への期待は確実に上昇しています!!

「素性を公開しない」という条件で、パチスロ開発出身者・パチスロをこよなく愛すライター・編集者の3名がホンネを暴露！……【パチスロ6号機の展望・メタ斬り座談会】スタート!!

「脅威の出玉スピード」完全再現!? 6号機への期待は……

「編集B」：今月も魅力的な新機種がデビューするけど、やはり楽しみなのは6号機だよね。ボーナスの最大獲得枚数が480枚から300枚へ、出玉率が120％未満から115％に引き下げられ『ジャグラー』ですらアウトという規制内容に愕然としていたけど……。

新たな自主的措置が発表され状況は一変したね。純増枚数に関する規制が廃止されるなど、パチスロのゲーム性を格段に広げることが可能になった。一気に楽しみになったよ。

「ライターA」：純増3枚以上の爆裂AT機の開発も可能になりますからね。過度な出玉性能を実現することはできませんが、絶望的とも言われていたパチスロ6号機への期待が高まったことは間違いありません。

「開発K」：新たに「最大出玉2400枚」が追加され一撃での獲得枚数は厳しくなりましたが、ゲーム性に関する緩和措置が図られたことは大きいです。開発の自由度は確実に高まりました。面白い機種を作れると思いますよ。

「編集B」：4月の段階で適合機種はないとのことだけど、6号機に関する噂が徐々に上がってきたね。気になるのは4号機時代に多くのユーザーを虜にした「爆裂AT機」が復活するという内容だよ。

「ライターA」：人気漫画とのタイアップ機で『脅威の出玉スピード』を実現したアノ名機が6号機で復活すると囁かれていますね。すでに5.9号機でも開発されていたにも関わらず『見送って6号機で出すのでは？』という意見も出ています。

「開発K」：事実であれば『その判断』は正しいかもしれません。5.9号機では『あの爆発力』を再現することは難しいですが、AT仕様であれば期待はできますからね。

もちろん枚数制限はありますが、6号機であれば往年のファンも納得できる機種は作れると思いますよ。情報通りであるならば、あのゲーム性をどこまで踏襲できるかに期待したいです。

「ライターA」：しかし不安もありますよね。『遊技日本』（近畿出版社）さんの記事によれば『400ゲーム試験（上限220％）』『1,600ゲーム試験（上限150％）』が一撃2400枚の差枚獲得に立ち塞がるようです。

解禁となった『純増枚数の限界』について『純増10枚前後』まで可能ではあるものの、純増枚数に比例して通常時のコインも『大幅UPさせなければならない』と報じています。純増枚数が多いほど、コインが減る区間を作らなければ『出玉試験をクリアすることは厳しい』と報じていますよ。

「開発K」：自主規制が緩和されたとはいえ、その分析を見る限り5号機以上の『超高純増スペック』登場はまだ先かもしれませんね。それでも5.9号機よりは十分に期待できますから楽しみなことは間違いないですよ。

「編集B」：気になるのは『ジャグラー』シリーズで実績を積み上げてきた北電子さんだよね。ノーマルタイプはボーナスでの獲得出玉が最大「285枚」へ下方修正されて依然として厳しい内容となっているから。

「ライターA」：確かに『ジャグラー』の開発へ影響が出るのは痛いでしょう。しかし、最近は北電子さんのART機への評価が高まっていますからね。4月に登場した『これはゾンビですか?』は中古価格も上昇するなど『5.9号機ARTの成功者』という声も出ていますよ。

「開発K」：昨年デビューした『パチスロ輪るピングドラム』も、シンプルさが際立つ面白いゲーム性だと感じたユーザーは多いですからね。

6号機とスペックが似た部分がある5.9号機での成功は、北電子さんの活路になるかもしれません。6号機時代は『ARTで天下を獲る』という可能性もありますよ。

「編集B」：『シンフォギア』などパチンコで絶好調のSANKYOさんも、6号機の開発へ『特に力を入れている』と言われている。「アノ爆裂AT機」復活の情報も含めて今後が非常に楽しみだ。朗報を期待したいね。

（文＝編集部）