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パチンコ「約2000発」の固まりが“70%超”で弾ける!!「キャノン砲」「音」「出玉」…“ルパン”がホールを劇場に変える!

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 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、超キラーコンテンツがパチンコにおけるエンターテイメント性の極限に挑戦! 次世代パチンコをリードする新機軸の劇場型パチンコ『Pルパン三世~復活のマモー~』(以下ルパンマモー)だ。

 イングランド・プレミアリーグに所属するマンチェスター・ユナイテッドの本拠地・オールド・トラッフォードはThe Theatre of Dreams、夢の劇場と呼ばれているが、本機『ルパンマモー』はそんな夢の劇場をホールに築こうと試みる超力作である。

 まず、見た目がヤバい。『ルパン』シリーズではおなじみとなっているチャンスボタンと一体化されたギミック。ハンドル、ピストルときてついにキャノン砲である。両手で握れるグリップが突き出し、押し込むことで演出に連動し、激しい振動が発生するようになっている。

 さらに筐体から突き出る円形のデバイスはサウンド、エアー、振動といった体感系の演出を司るが、なかでも最上部に搭載されているパーツは前方に伸長し、プレイヤーの頭上から音のシャワーを浴びせるサウンドに立体感を与えるギミックとなっているのである。

 名付けて「ルパン・ザ・シアター」。ついにパチンコはここまで来たのである。『音は迫力ある』『パチンコ台をどこまでアトラクションにできるかを実験した台』といった評価が見受けられた。

 劇場型なのは演出だけではない。約2000発が約71.5%でループする出玉性能も劇的である。P機になって最大出玉は1500発に制限されたはずなのに2000発とはどういうことか。

 じつは、本機のスペックは確変7回リミットとなっていて、100%継続する確変が7回ワンセットでひとつの出玉の固まりと捉え、1回の大当りで約280発の出玉が×7で2000発前後となっているのである。

 リミットに達すると時短23回or100回+残保留4個で展開される「ルパン・ザ・ショウタイム」による引き戻しゾーンに突入。このモードの連チャン期待度が約71.5%となっている。大当りすれば再び7回ワンセットの出玉を獲得。一連の流れでまとまった出玉をゲットできるのである。

 この連チャンモードへは、図柄揃い大当りに移行する「最終決戦モード」→「ルパン・ザ・ショウタイムチャレンジ」→「ファイナルチャンス」のいずれかの演出で成功することで突入。突破率は約83.4%と超破格。ここまでくれば連チャンモードは目前となる。

 ちなみに、図柄揃いまでの道のりも特殊なゲーム性で、内部的には通常時の大当り確率が合算約1/20で、頻繁に大当りが発生する破格の確率となっている。ただ、そのほとんどが電サポなし。いかに電サポ付きの大当りを引けるかが勝負となるのである。

 ヘソ抽選時の電サポ付き大当りの割合は僅か数%。それを踏まえると、電サポ14回が付与される「最終決戦モード」移行を含めた実質的な大当り確率は、1/319.8となるのである。

 この通常時の大当りにもリミットは存在するので、ヘソ抽選からの流れでまとまった出玉を獲得できる「ランクアップボーナス」では、リミットの残数によって出玉が変化。最低約280~マックスの約2000発まで振り幅が大きく、かなり運に左右される。

 こういった展開も含め、すべてが劇場型となっているルパンシリーズ最新作『Pルパン三世~復活のマモー~』。普通のパチンコに飽きた方は、ルパン・ザ・シアターに直行である。

(文=大森町男)

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