甘デジ「遊びやすさと出玉感」のバランスが抜群!「誰もが知る」「誰でもわかる」の本質がつまった秀作!!
流行歌がなくなって久しい。たまに広がりを見せることはあっても一時的なもので、それも単発で終わってしまうことがほとんどである。
余談だが、Official髭男dismの「Pretender」が流行った時、私はなんて気持ちの悪い歌詞なんだろうという感想しかなかった。最近の若手バンドの、特にメディアで重宝されるような曲の歌詞が絶望的に私と合わないのである。
まあ私の与太話はどうでもいいが、音楽が大衆的でなくなったことは寂しいかぎりである。そもそも音楽にかぎらず、テレビや映画、スポーツなどすべてのもので多くの世代が共通で認識できることがほとんどないのである。多様化は広範囲でさまざまな人を幸せにする一方でその村ごとの分断を生む諸刃の剣なのだろうか。
大衆的なものがある層にとって退屈だったかもしれないが、同じ文脈を語れるシンパシーを生み、あるいは多くの人が集まることで火力の高い熱狂を生んだ。そして、「歌謡曲」は今でも記憶に刻まれる音楽の桃源郷なのである。
パチンコにも音楽を同時に楽しめる「歌パチ」というジャンルがあるが、歌謡曲を思う存分に堪能できるのが『CRテレサ・テン2』である。特に、遊びやすさと出玉感のバランスが抜群の甘デジバージョンは秀逸で、絶好のマシンとなっている。
大当り確率が1/129.77と多少重めに設定されているが、必ずSTに突入する安心感がある上に、右打ち中の50%、ヘソからでも25%の割合が確保されている最大ラウンド約1400発出玉のボリューム感は甘デジのカテゴリーを超越するものである。
通常時の演出は無駄な煽りや賑やかしが極力排除されたシンプルさを追求したもので、リーチ演出も歌が持つ本来の力を最大限に活かした外連味のないデジタルアクションとなっている。
その一方で、停止した図柄の合計が「10」になると大当り濃厚となる法則が存在するなど地味にアツくなれる演出が組み込まれている。これはリーチハズレでも適応されるので、テンパイ時に10を超えない図柄、つまり「2」「3」「4」テンパイ時にはハズレ図柄にも注目。
また、本機の激アツ3大予告として君臨している「蝶群予告」「テレサ挨拶予告」「時の流れに身をまかせリーチ」はST中なら発生時点で確確となる。
これ以外にもさまざまな法則が各所に盛り込まれているので、単純なコンテンツ力や馬力に従属しない、丁寧に作り込まれた開発者の矜持を感じられる機種となっているのである。
(文=大森町男)
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