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パチスロ「月間100万円」の勝利報告も?? 話題のハイエナ「激ウマ問題」…ホールの“対策”に「反発の声」も

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 2021年1月の導入より人気が爆発し、既に増産のウワサも浮上している『S南国育ち-30』。シリーズお馴染みの「1G連」に虜となっているユーザーは少なくない。

 パトランプが点灯すればボーナスというシンプルなゲーム性や、BBで約240枚、RBで約120枚という、しっかりとした出玉感も好評だ。

 そんな『S南国育ち-30』を巡って一部で話題になっている問題があるという。それは特殊な仕様に対する「ハイエナ問題」である。

 同機種には様々なハイエナポイントが存在。特に「準備モード狙い」と呼ばれる立ち回りは非常に効率的で、SNSでは本機のみで達成したと思われる「月間100万円オーバー」の勝利報告が相次いでいる。

「準備モード狙い」は有利区間突入時の通常モードでボーナス単発後は必ず天国期待度が高い準備モードへ移行するため、これを狙う立ち回りだ。

 余りにも期待値が高く、設置ホールでは「張り付き」「過剰な徘徊」「掛け持ち遊技」が横行するケースが増えたようだ。

 現在では情報が浸透したため、「準備モード止め」の台が少なくなり、過剰なハイエナ行為も静かになったかに見えた。

 しかし、本機の狙い目は「準備モード」だけではなかったのだ。設定変更時は早い初当りや天国が期待できる通常モードC以上に移行しやすいため「リセット狙い」が流行している。

 実はこの狙い目、有利区間ランプでリセットの有無が確認できる上、有利区間突入1回転目に限り、特定の出目でモード期待度が判断できてしまうため「1Gカニ歩き」が横行してしまった。

 さらには天国モード後の通常モードC狙いなど、多くの狙い目が発覚し、完全な「ハイエナ台」と化しているホールも珍しくない印象だ。

 それに伴いハイエナ行為も再燃。この状況を良しとしないホールも多く、リセット後に数G回すことで対策をする店舗や、近ごろでは同機種のコーナーに「ハイエナ禁止」の看板を立てる店舗も見受けられる。

 これに対して一部ユーザーの間では反発の声も上がっており、「勝つなと言っているのか」「設定が入っていればハイエナしない」という意見が目立つ。

 ユーザーは皆勝ちたいとはいえ、ホールも利益がなければ経営ができない。どちらの意見も間違っているとは言い難い状況だ。

 しかしながら、迷惑となるようなハイエナ行為は厳禁。周りに配慮し、健全な遊技を心掛けていただきたいものだ。

(文=大松)

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