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パチンコ「60%以上が1500発」の強力RUSH!「最高85%ループ」など激アツ要素は満載…表現力も増した『北斗シリーズ』の傑作!!

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 ことあるごとに世界の端っこでドラム愛を叫んできたが、その偏愛はもう「ちょっとしたドラム的な役物」がついていれば何でもいいレベルなのである。むしろ、変わり種として「そっちのほうが好き」になることもある。

 たとえば『CRディーアールエム』。縦長液晶の両脇に6つのドラムが搭載されたビジュアルの美しさとヴァリアブルな図柄の変動体系、良い意味で絶妙にダサいネーミングセンス「D(ダイイチ)R(レボリューション)M(マシン)」。最高である。

 あるいは、『CRプレミアム海物語』のような縦長サイズのドラム。パチスロにおけるテトラリールのような機能を持ち、演出の幅を2倍に3倍にも増加させる。これはドラム機にも多く採用され、メインのドラムを補完する4thリールとして存在感を放つ。

 そのような「役物」であったり「サブ演出」としてのドラムを搭載している『P DD北斗の拳2 ついでに愛をとりもどせ!! ケンシロウ319Ver.』。パチスロを意識したそのドラム役物は揃った小役によって期待度を示唆するもので、チェリーの出現が大当りのカギを握る。

 そのほかに特殊図柄として組み込まれている「愛」をボタンで目押しする「愛を狙え予告」など、演出と連動して発動するドラムアクションはプレイヤーアクティビティ全開の「やったった感」も魅力のひとつとなる。

 もともと「北斗の拳」のパロディで構成される演出の内容的な面白さは折り紙付きで、本シリーズの最大の特長でもある。しかし液晶単体での魅力を邪魔することなく、ドラムを搭載したことによりさらに味わい深さを増している。

 しかし、いまのパチンコシーンに求められるものは何よりスペックであり、出玉性能なのである。したがって、誤解を恐れずにいえば、通常時の演出が多少スポイルされようと構わないような風潮となっている。

 メーカーからすれば「凝った演出」も、「ダルい」「しつこい」「無駄に長い」と捉えられてしまうような状況も手伝ってか大当りするまでスーパーリーチすらかからないような演出も珍しくはない。ただ、ドラムというひと手間加えた演出に対する本機の態度は非常に好感が持てるものなのである。

 だからといって演出上位のマシンではない。トータル継続率が約85%、右打ち中の60%以上が1500発大当りとなるスペック力も持ち合わせていて、RUSHに突入すれば平均で7000発弱の出玉を見込めるような性能となっている。

 ちなみに、本機には遊タイムが搭載されているが、通常確率で959回転消化すると発動する電サポがわずか30回。大当り期待度も10%以下という「オマケ」ともいえないような異質な内容で、その意図を計りしれない謎な遊タイムなのである。

 このあたりも高尾らしさといえばそうであるが、スペックと演出がハイブリッドに組み込まれた良質な機種である。しかし、惜しむらくは設置店舗が伸び悩み。ついでに人気もとりもどしてほしいところである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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