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パチスロ「設定6」を示唆する後悔の対応!? 軽はずみな“アレ”が「お客様の勝敗」を左右…

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 パチンコ・パチスロを嗜まれるユーザーにとって特別な数字。それはラッキーナンバーとして知られる“7”が代表的でしょう。一説では、アメリカ野球が起源ともいわれております。7回の攻撃にて、バッターが打った球が風に流されてホームランになった事に由来しているとか。

 真偽のほどは分かりませんが、日本のプロ野球においても7回の攻撃には応援歌が流れたりジェット風船が放たれる風習があります。また「七福神」や「七夕」、「七不思議」など、日本でも“7”が関連するものが数多く存在。特別な数字として古くから認識されていたのかもしれません。

 話を戻しますが、パチンコ業界にとっても“7”が絶対的な存在なのは皆さんもご存じでしょう。パチンコであれば「777」が確変大当りを意味する場合が多く、パチスロでは「7揃い」がビッグボーナスやATなどのフラグとなります。

 そういった背景もあり、一昔前は「7の付く日」をイベント日として設定していたホールも多かった印象です。一番有名なのは業界最大手の「某チェーン店」でしょう。私もイベントが規制される前は特定日を狙って足繁く通いました。

 また、私が勤めていたホールでも、以前は特定の日にイベントを行っていたという過去がございます。

 それは「6の付く日」です。パチスロの最高設定でお馴染みの数字“6”にちなみ、該当日には「設定6」が惜しげもなく使われておりました。

 当時は「特定の機種」が全台設定6となる傾向があり、該当機種を探し求めるお客様が数多く来店。当り島は出玉で溢れかえっていた記憶がございます。古き良きパチンコ店の風景がそこにあったのです。

 特に6月は別格でした。中でも「6月6日」「6月16日」「6月26日」の3つは、6が重なるということで、パチスロコーナーは大いに盛り上がっていました。

 先輩スタッフによると、過去には全台「設定4・5・6」で稼働率100%を記録した事もあったとか…。グランドオープン級の大盤振る舞いとなり、各島で別積みが乱立するお祭り状態。あまりの大放出でメダルが足りなくなったという伝説は、後輩スタッフへ代々語り継がれているほどです。

 現在、このようなイベントは開催できなくなりましたが、それでも過去の強烈な記憶が残っているお客様は多く見受けられました。同じような恩恵を期待してなのか、明らかに「6の付く日」の稼働は他よりも高かったという印象です。

 今回は、そんな「6の付く日」に起きたエピソードをご紹介したいと思います。まさか不用意に飛び出した“アレ”が、お客様の勝敗を左右するような事態へと発展してしまうとは…。

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