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パチンコ30秒間アタッカー入賞「無制限」…デジパチ初期の名機を生んだ老舗メーカー「時短上乗せ」の最新台にも要注目!!

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 90%が即撃でループする連チャンが胸をすく最新作『Pモモキュンソード閃撃』が絶好調稼働中の西陣。この『モモキュン』のような良作を絶え間なくリリースするも、ガツガツしていないというか、どこか落ち着いているイメージのあるメーカーである。

 かつてはパチンコ大手3社として三共(SANKYO)、平和、西陣の台がほとんどのシマを占領しており、パチンコに関する特許の数などは西陣が圧倒していたという歴史もある。

 上記、大手3社は「桐生御三家」とも呼ばれ、パチンコメーカーの名門として業界に君臨していた。そして、各メーカーはそれぞれ知名度抜群のデジパチブランドを擁していたのである。三共なら「フィーバー」、平和は「ブラボー」、そして西陣の「ルーキー」。

 例えば保留連チャンで名を馳せた『花鳥風月』は『ルーキーデジロイド』、西陣初の液晶デジパチ『麻王』は『ルーキービジョン』と正式な型式名には「ルーキー」がつけられている。

 そんな「ルーキー」のシリーズ第1弾が『ルーキーZ』。西陣の初期デジパチを代表するマシンで、スタートチャッカーが通常のデジタル下以外にデジタルの両脇に飛び込み式で搭載されているユニークな盤面構造を持つ。

 ユニークといえばデジタルの構成も独特で、通常の3つの図柄の上にもうひとつ表示箇所が存在するのである。つまり、表示は4つで、そのすべてが「7」で揃わないと大当りにならないようになっている。

 また、その大当り確率が公表されていなかったようで、図柄の見た目から1/256ほどだったのではと推測されている。そして、大当りすると入賞制限なしでアタッカーが30秒間解放の10ラウンドという仕様になっており、現在のデジパチでは考えられないような出玉感を味わえるのである。

 ただ、この出玉機能はのちに規制され、アタッカーの開放時間が半分となる15秒、続いて10カウント上限と変更しなければならなくなったのである。したがって、この『ルーキーZ』はアタッカー30秒開放の初期版、15秒短縮バージョン、10カウント方式と3つの仕様が存在した。

 こういった特徴も面白いが、本機がことさら有名になったのは「攻略法」の発見である。

 これは「計数方式」という大当り抽選と、当時はストップボタンによってプレイヤーが図柄を停止できる機能が備わっていたことによって可能となる攻略法。ある程度の大当りの狙い撃ちができたのである。

 この攻略法を専門的に狙う攻略プロが全国で跋扈したりと盛り上がりを見せていたのだが、このようなドット表示のマシンはいまでも西陣機種の中心にしっかり根を下ろしているような印象もある。

 それは最新機種『P花満開 月光THE FINAL』からも見て取れる。西陣を代表する人気シリーズ『花満開』の最新作はおなじみの「花びらドット」をデジタルで表現したもので、シンプルさと現代的な演出がバランス良く組み込まれている。

 さらに王道のミドルスペック次回ループタイプながら「時短を上乗せする」新たなゲーム性を搭載。興味深い新機種となっている。西陣の最新”ルーキー”にも注目である。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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