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パチスロ「4号機時代の名機がズラリ」豪華ラインナップで初陣を切るも…思わぬ批判が続出!?【5号機を支えたトップメーカーの軌跡~大都技研編~①】

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パチスロ「4号機時代の名機がズラリ」豪華ラインナップで初陣を切るも…思わぬ批判が続出!?【5号機を支えたトップメーカーの軌跡~大都技研編~①】の画像1

 5号機初期の暗黒時代を支え、後のAT・ART全盛期時代でも華々しい活躍を見せたヒットメーカー。その「軌跡」をご紹介するこのコーナーでは、当時話題だった名機たちをスペックや特徴を交えながら振り返る。

 今回は、パチスロ6号機時代でもトップクラスの実績を誇る大都技研編第一弾だ。

 4号機時代、『吉宗』や『押忍!番長』などで大ヒットを飛ばし、一躍トップメーカーへと踊り出た大都技研。そんな同社は2007年7月、5号機第一弾として『シェイクII』をリリースした。

 本機は初代4号機『シェイク』の後継機で、筐体は同社お馴染みのシャッター付き液晶機を採用。その液晶演出には「スゴビ」と呼ばれる機能もあり、これによって画面に奥行きが生じ、まるで3Dのような演出を可能とした。

 チャンス状態で発動するこの「スゴビ」機能だが、本機はBIGとREGのみで増やす純ノーマルタイプ。全小役でボーナス重複抽選が行われ、最も当選期待度の高いサボハニ成立時は必ず「スゴビ」が発動する。

 発動後に移行するチャンスステージは、「SHAKE」「VJ」「LIVE」の3種類から選択可能。「SHAKE」ステージではパーセンテージなどでボーナス期待度を示唆、「VJ」ステージではサボハニがV字になればボーナス確定、「LIVE」ステージでは最終ゲームでボーナスの当否を告知、といった感じで多種多様な演出が用意されている。

 そして本機最大のポイントはボーナス時の獲得枚数。BIGは純増約412枚に対し、REGは約50枚と極端な差がある仕様だが、本機はBIG偏向型のスペック(1/520~1/377)。BIGのヒキ次第では、あっという間にドル箱に手が届くこともあった。またコイン持ちも優秀で、設定6であれば安定した出玉を得られることができたのである。

 鮮烈なデビューを果たした『シェイクII』。その翌年には、先述した大ヒットマシンの正当後継機『新・吉宗』が登場する。

 スペックはボーナス+RTタイプで、約270枚&約240枚獲得できる2種類のBIGのみを搭載。ボーナス中は初代の「青7揃い」をできる限り再現しており、シングル揃いであればRT100Gが確定、ダブル揃いであればRT300Gが確定となる。

 ただ、このBIG中に獲得したRTは300G→100Gへと降格することもあった。具体的な仕組みは割愛させていただくが、この降格は回避することができず、最後に揃ったフラグが有効となるシステム(例:一回目のダブル揃いでRT300Gを獲得後→最後の7揃いがシングル揃いでRT100G)。場合によっては、本来なら喜ぶべき青7揃いが不幸をもたらす可能性があっただけに、プレイヤーから多くの批判を招く事態となってしまった。

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