甘デジ「ノーマルリーチ」も当る古きよきパチンコ…往年の名機を1台で楽しめる!!
人気お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが制作したパーティーゲームが大ヒットし、続編の制作費をクラウドファンディングで募ったところ2日で1千万以上の金額が集まったと話題になっていた。
パーティーゲームとは多人数で楽しみながらプレイするものだが、コンピューターゲームにおいては数種類から数十種類の「ミニゲーム」を収録したパッケージで売られることが多い。
この「ひとまとめ」の商法は、例えば音楽なら「シングルカット」や「ベストアルバム」、映画なら「オムニバス」、マンガだと「特選集」などさまざまな分野で見られる一般的なビジネスモデル。もちろん、比較的珍しいパターンだが、パチンコでも存在する形式である。
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『CRA甦りぱちんこ~花満開~』はまさにそのパッケージを採用した機種で、西陣が誇る往年の名機4機種をこの1台で堪能することができるようになっている。収録機種は『花鳥風月』『麻王』『花満開』『球界王』で、現金デジパチからCRへの過渡期を賑わせた人気の機種たちである。
この4つの機種をボタンによって切り替えるのだが、さらに「クラシックモード」「予告モード」「告知モード」と特徴の異なる3つの演出モードが用意され、同じ機種でもバリエーション豊かに遊べるようになっている。
この並びでみると「予告モード」は今どきの派手な煽り演出が満載されているように感じるが、エフェクトやロゴ役物といった控えめなアクションなので、オリジナルマシンの世界観をひどく毀損するようなことはない。
これは人気マシンの継続機や名機の復活モノを製作する上で欠かせない要素である。多くのファンが望むのは「再現」であり、記憶にあるあの時の台を打ちたいのである。
歴代の名機をシンプルに楽しめる本機。ノーマルリーチでも当るし、ロングリーチやスーパーリーチに発展すればそれだけで激アツというパチンコ演出の原点を味わうことができる。
大当り確率が1/89.9の遊びやすさと大当りすれば必ずSTに突入する安定性がスペック面の特徴。「ラッキーチャンスモード」は50回転継続で、時短の付与はないSTのみの連チャンモードとなっている。
そのSTの継続率は約55.2%と連チャンに過度な期待はできないが、大当りの10%が約1280発の16ラウンドとなっているので出玉感は充分。さらに8個保留を採用しているので、通常時でも右打ち中でも同じ割合でマックスラウンドが狙えるのである。
パーティーゲームと名機復活の2つの要素は、ファンから支持を得やすいと思うがこのパッケージの機種がもう少し登場しても良いのではないだろうか。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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