パチンコ「エピソード成功=15R確変」の激熱フローでファンを魅了…ドラマチック仕様の初代を振り返る
「下宿」というものに憧れた。異なる地域、異なる年齢の見ず知らずの者がおんぼろのアパートに集い交流が行われる。大学の寮であったり、あるいは「トキワ荘」のような、夢の輝く青春の1ページといったイメージである。
古いアパートを舞台に浪人生と未亡人の恋愛を描いた傑作「めぞん一刻」には、そんな住人同士の温かな人間関係も描かれていた。個性的なキャラクターの住人によって巻き起こる日常の騒がしさに心が惹かれていた。
そんな同タイトルは、パチンコ・パチスロでも人気のコンテンツである。2006年にオリンピアからパチスロ版が登場しヒットすると『CRめぞん一刻』としてパチンコでもリリース。原作の世界観を演出とゲーム性に巧みに落とし込んだ本機は高い評価を得た。
特に注目なのが「ウェディングロードシステム」と名付けられた確変モードである。連チャンシステムに革命をもたらせた「バトルスペック」によってパチンコの確変は演出とゲーム性の有り様を一変させたが、そのメソッドを「恋愛」にも持ち込んだのである。
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メイン機種のスペックは大当り確率が1/348.6となるハイミドルで確変突入率は72%。次回ループタイプの確変で通常大当り時は100回転の時短が付与される。また、突確・小当りを用いたチャンスモードが搭載され、潜確などのモード移行も連チャンのカギを握る。
確変「ウェディングロード」では原作アニメにおける珠玉のエピソードが盛り込まれたリーチ(エピソードリーチ)がシークレット含め10種類も用意されている。発生した時点で確変大当りが約束され、エピソード成功で15ラウンド約1560発、失敗すると5ラウンド分(約500発)の出玉となる。
また、エピソードは達成した場合に限り新たなパターンが出現する成功報酬型になっており、連チャンするほどエピソードが展開。まるでアニメをビンジウォッチング(イッキ見)できるような感覚になるのである。
全10種類のエピソードをコンプリートすれば感動のエンディングが発生。主人公・五代裕作と管理人さん・音無響子の結婚式の様子がうかがえるスペシャルムービーを堪能できる特典が用意されている。『北斗の拳』でいう昇天演出である。
この確変中で展開される一連の流れをもって「ドラマチックパチンコ」と銘打たれた本機だが、本システムはシリーズ最新作となる『Pめぞん一刻~Wedding Story~』まで脈々と受け継がれている。
第3弾『CRめぞん一刻~好きなのに…~』ではV-STの「RUSH」に変更されたこともあったが、基本的には確変ループタイプの王道スペックを主軸に活躍してきた人気シリーズ。豊富なパターンのエピソードを大当りで楽しめるものとなっている。
このようにパチンコ『めぞん一刻』は第1弾からほぼ完成された形で登場しており、改めて初代の偉大さがわかるだろう。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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