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パチンコ「9万発ライトミドル」も話題の超大物タイトル! 知る人ぞ知る初代を振り返る

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 驚異の超人出玉パワーで話題沸騰中の『ぱちんこキン肉マン3 キン肉星王位争奪編』。『火事場ゴールド』で10万発オーバー、ライトミドルの『友情シルバー』でも9万発を吐き出すなど、その爆裂性をいかんなく発揮している。

 このような状況もあって、パチンコで『キン肉マン』といえば京楽産業.をイメージするのが一般的。2009年に登場した『CRぱちんこキン肉マン』は「進化系ぱちんこ」と銘打って大々的なデビューを果たしたこともあり、より印象が固定化されている。

■初代キン肉マン生みの親はマルホン工業

 しかし、パチンコとしてはじめて「キン肉マン」をタイアップしたのはマルホンである。京楽『キン肉マン』から遡ること6年前、『CRキン肉マン』がリリースされた。

 確変突入率は50%で、次回大当りまで継続するループタイプ。すべての大当り終了後には100回転の時短が付く王道のスペックで、大当り確率が1/350.3の『F』と『FX』、1/317.7の『M』という3タイプが用意されていた。

 演出面では、予告もリーチも多彩なパターンで原作の世界観を再現しているが、注目ポイントも多数存在する。

 まずそのひとつめが「ダブルステップアップチャンス予告」。変動開始時とリーチ中、2つの出現ポイントを設けることでチャンスも2倍。序盤で低迷した変動でも後半の巻き返しに期待が持てるのである。

 次はランプ系の予告。液晶上部にある「肉ランプ」やコーナーランプ、保留ランプが点滅すると超激アツの展開が待っている。当時のマルホンが好んで搭載していたフラッシュ演出となる。

 そして最後は牛丼。作中に登場するマストアイテムである牛丼は、なんと吉野家の協力を取り付けた演出となっているのである。多数の牛丼が画面を横切る「牛丼群予告」は信頼度大幅アップの激アツ演出。

 リーチのほうは、コミカルとシリアスが混じり合う。キン肉マンがおならで図柄を変動させたり、ウルフマンが張り手で図柄を変化させる。また、超人オリンピックの印象的なシーンを彷彿させる「ふるい落としリーチ」などがコミカル系。

 シリアス系ではアシュラマンがトリプルリーチに挑む「アシュラマンリーチ」や悪魔将軍との死闘を描いた「超人対決リーチ」など、当時の興奮を蘇らせるようなアツいデジタルアクションとなる。

 ただ、これらの演出は基本的にディフォルメされたキャラで展開するため、京楽系の『キン肉マン』とは一線を画する。キン肉マンの直撃世代であればわかってもらえると思うが、ファミコンの「キン肉マン マッスルタッグマッチ」を想像させるような絵面である。

 マンガやアニメでは少年を夢中にさせたキン肉マンだが、パチンコのほうでは大きなブームを作ることができずじまい。人気コンテンツが必ずしもヒットにつながるわけではないことを示したマシンでもある。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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